北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

十勝毎日新聞

雨と気温上昇で冠水【十勝】

 前線を伴った低気圧の影響で、9日の十勝地方は強い雨が降った。気温は上昇し、1日の大雪が解けた影響もあって各地で道路が冠水、商業施設で浸水被害が出るなど市民生活を直撃した。JR北海道は帯広・釧路と札幌を結ぶ9日の特急全便を運休、道央圏につながる主要道路も通行止めとなり、十勝は再び陸の孤島となった。小・中学校の臨時休校も相次いだ。帯広測候所は融雪による浸水や土砂災害、河川増水、雪崩に注意するよう呼び掛けている。

降雪により排水口がつまり冠水した道路(帯広市西16南32)

 8日午後から雪が降り、降り始めの午後3時から9日午前5時までの降雪量は新得30センチ、上士幌町ぬかびら源泉郷29センチ、帯広11センチなどとなった。雪は次第に雨に変わり、降り始めから9日正午までの降水量は広尾157.5ミリ、帯広67ミリに達した。広尾の3月の平年降水量は91.2ミリで、1カ月分以上の雨が降ったことになる。風も強まった広尾は傘が差せないほどの横殴りの雨となり、土のうを積んで浸水被害に備える住宅もあった。雨は夕方まで降る見込み。

 気温も上がり、9日正午までの広尾の最高気温は10.3度になるなど4地点で今年最高を記録。帯広の正午の気温は3.3度で、平年より2.6度高かった。

 雨と気温上昇で雪解けが進み、9日朝から各地で道路は冠水。水しぶきを上げて走行する車が目立ち、通勤時間帯の道路は混雑した。宅配便の一部は集荷を停止し、配送が遅れた。

 雪崩や道路冠水の恐れがあるとして、交通機関にも乱れが出た。十勝総合振興局によると、9日午前11時現在、十勝管内の国道5路線7区間が通行止めとなっている。通行止め区間は、国道274号日勝峠と同浦幌-白糠間、236号天馬街道、273号三国峠、336号黄金道路(2区間)、38号狩勝峠。道東道も池田-夕張間が通行止めとなっている。道道は10路線13区間が通行できない。

 JRは「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」の特急22本が全便運休した。根室線は特急や新得-釧路間を含め、89本が運休した。帯広と札幌・旭川を結ぶ高速バスは全便、新千歳行きは一部が運休した。

 学校の臨時休校も相次いだ。十勝教育局によると、音更、士幌、上士幌、新得、芽室、更別、帯広の7市町村の全82小・中学校が休校に。帯広柏葉や新得高等支援など5高校、3特別支援学校も休校。清水町内の小・中学校は登校時間を2時間繰り下げた。

関連記事

日高報知新聞

看護の道へ第一歩【浦河】

 浦河赤十字看護専門学校(武岡哲良学校長)=浦河町東町ちのみ1=の第29回戴帽式が19日、浦河赤十字病院4階体育館で行われ、厳かな雰囲気の中、今春入学した1年生男女27人が看護の道への第一歩を踏み出...

日高報知新聞

イオン静内店営業再開【新ひだか】

【新ひだか】9月6日の胆振東部地震で店舗の損壊被害に遭い、臨時休業していた静内末広町2のイオン静内店(横山秀雄店長)が20日、45日ぶりに営業を再開した。再開を心待ちにしていた来店客で終日にぎわった。 ...

苫小牧民報

実と花が同時に 駅北広場の梨の木に珍現象-白老

 白老町のJR白老駅北側にある駅北広場内の梨の木が、実を付けると同時に小さな白い花を咲かせている。不思議な現象に地域住民も驚きの表情で眺めており、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構果...

室蘭民報

輪西八条アトリエのものづくりイベント好評【室蘭】

 ボルト人形ボルタを生み出したNPO法人テツプロ(塩澤尚志理事長)は21日、室蘭市輪西町の輪西八条アトリエでものづくりをテーマにしたイベントを開いた。訪れた親子連れが椅子や銅板バッジなどの手作り...

室蘭民報

ホッキ2千袋が完売、漁港イベントにぎわう【苫小牧】

 漁獲量日本一の特産品・ホッキ貝をPRするイベント「第8回苫小牧漁港ホッキまつり」が21日、苫小牧港西港漁港区で開かれた。青空が広がる絶好のイベント日和に、市内外から多くの家族連れや買い物客が詰...