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日高報知新聞

スポーツで地域おこし

 浦河町の地域おこし協力隊員に、上野晧平(うえの・こうへい)さん(29)が着任した。8日に町役場で池田拓町長から委嘱状を受けた上野さんは、町で初めてスポーツを通してまちづくりに携わる。

池田町長(左)から委嘱状を受ける上野さん(右)

 協力隊員は、地方自治体が総務省の財政支援により、都市部の住民を受け入れ委嘱するもので、地域おこし活動の支援や農林漁業の応援、住民の生活支援など「地域協力活動」に従事してもらいながら、隊員の定住・定着を目指す。

 浦河町では8人目の協力隊員で、男性は3人目。任期は最長3年まで延長できる。現在町で活躍する協力隊は、上野さんを含め2人。

 上野さんは札幌市出身。国士館大21世紀アジア学部卒。小学3年生の頃にサッカーを始め、少年団に入り、中学、高校ともサッカー部で汗を流し、プロサッカー選手を夢見て東京都の国士館大町田キャンパスに入学した。

 だが、間もなくサッカーに限界を感じてフットサル選手に転向。大学を休学して単身インドや韓国へ渡り、平成24年に中国でプロフットサル選手になった。26年にチームを退団し、その後は母校である北星学園附属高で29年12月までサッカー部の指導者として携わり、全日本ユース大会で北海道2連覇を成し遂げるなどの成績を残した。

 高校時代や、指導者としてサッカーの大会や合宿などで浦河を訪れたことがあり、「アエルの芝生がきれいで、広いところだな。こんな環境はなかなかない」との第一印象。ちょうど浦河がスポーツ分野で協力隊を募集しているのをネットで見て、スポーツを通して自分にしかできないことをやりたいとの思いから協力隊に応募した。

 これからの活動について上野さんは、「いろいろなスポーツを通して町で大会や合宿をしてもらい、道外などから人を呼び込んで、人と人との繋がりを結んで浦河の交流人口を増やしたい」と張り切っている。  町も「新たな視点で(地域を)掘り起こしてもらい、浦河の魅力を発信してほしい」と期待している。

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