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苫小牧民報

アイヌ民族丸木舟、今月末、厚真町へ返還 大学の経営移管前に-苫駒大

苫駒大の環太平洋・アイヌ文化研究所から厚真町に返還される丸木舟(提供)

 厚真町で2007年に発見され、苫小牧駒沢大学内の環太平洋・アイヌ文化研究所が保管、展示しているアイヌ民族の丸木舟が、今月下旬に同町に返還される。「見学を希望する市民も少なく、教育に活用する役目を終えた」(同研究所)とし、苫駒大の経営が4月に学校法人京都育英館に移管されるのを前に厚真町教委軽舞遺跡調査整理事務所に移すことを決めた。同月中旬から同事務所で一般公開される。

 丸木舟は全長約5メートル、幅約50センチ。木を柔らかくして彫るために焼いた際の焦げ跡や、刃物の跡が残っている。年代は約500年前のものと推定されており、当時の製造方法が分かることから資料的価値が高いという。

 発見当時は厚真町内に保管場所がなく、同研究所に資料室を開設するタイミングと重なったことなどから同研究所に寄託。薫蒸や防腐処理を行い、学芸員課程の学生の教育に活用していた。

 17年度からの国際文化学科の募集停止が決まった16年、学芸員課程やカリキュラムの見直しについて学内で議論。「苫駒大での役割は終えた」とし、厚真町に返還する方針となっていた。

 「道内の丸木舟としては古く、他の丸木舟と比較、研究する上でも貴重な資料」と、同事務所の乾哲也学芸員。岡田路明研究所長は「学校法人駒沢大学の苫駒大として寄託を受けたものは、経営移管前に返還するのが筋だと判断した」と説明。「価値の高い資料なので、厚真町民の方々にもぜひ見てほしい」と語る。

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