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室蘭民報

2高校生徒が作文コンクールで全国ダブル受賞【伊達】

江口署長に受賞の喜びを報告した東倉さん(右)と今野さん

 第7回命の大切さを学ぶ教室全国作文コンクール(警察庁主催)で、伊達高校2年の東倉志穂さん(17)が全国3位に相当する「警察庁長官賞」に、伊達緑丘高校1年の今野怜美さん(16)が同5位に当たる警察庁長官官房給与厚生課犯罪被害者支援室長賞に輝いた。全国ダブル受賞に関係者が喜びに包まれている。

 同教室は犯罪や交通事故の被害者遺族が体験を通じて命の大切さを訴える。東倉さん、今野さんはそれぞれ夏に交通事故被害者遺族の講話を聴き、自分の思いを1600字程度にまとめた。

 東倉さんは、保育園から小学3年生まで一緒に過ごした友人を交通事故で亡くしたつらい経験と怒り、警察官を目指す理由を「悲しみから芽生えた私の思い」と題してつづった。

 作文を書く上で被害者遺族が悲しみの中「どのように生きているのか」などもインターネットなどを使い調べたという。自分自身に対しても警察官の夢が揺らいだこともあったが「この作文で警察官を目指す意思を固めた」。

 「自分の思いを全部はき出せた」という作文の最後は「私たちは被害者にも加害者にもなり得る。交通事故で悲しむ人が一人でも減るように警察官への道を目指して一歩ずつ頑張ろうと思う」と結んだ。

 今野さんのタイトルは「もしも」。尊敬する二つ上の兄、明るくて優しい一つ下の弟。大好きな兄や弟が万が一「交通事故に巻き込まれたら…」と考え、ペンを走らせた。

 「多くの人に家族、きょうだいの大切さを伝えたかった」と振り返る。命をつなげる親への感謝の思い、改めて感じたきょうだいを大切に思う気持ちが伝わってくる内容となっている。

 東倉さんと今野さんは2月下旬に伊達警察署を訪問。江口和男署長は「2人の常日ごろからの命の大切さについて思いが十二分に表現されている」と受賞を喜んだ。

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