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日高報知新聞

ソフトクリームで観光振興

【新冠】町観光振興推進協議会主催の「新冠町馬産地観光シンポジウム」が10日、レ・コード館で開かれ、約50人が参加してソフトクリームによる観光振興などについて学んだ。

 シンポジウムは2部構成で、1部は日本アイスマニア協会認定プロソフトクリーマーの森川勇一郎さんが「ソフトクリームで町おこし、先進事例から学ぶ馬産地新冠の可能性!!」の演題で講演。2部はTAISHI代表の菅野剛さんが「UMA女子のためのバックヤードツアー!から見えてきた可能性」についての基調報告し、「馬産地で暮らす女子目線から新冠町の未来を探る」をテーマに牧場関係者らによるパネルディスカッションが行われた。

 このうち、全国で1千本以上のソフトクリームを食べ歩き、テレビ番組にも多数出演している森川さんは、どこの観光地にもソフトクリームがある理由について①家では食べられない②目の前でできたてが食べられる③その場で気軽に食べられる④ご当地要素が満載(ここでしか食べられない特別感)⑤観光で疲れた体が冷たいものを欲する―を挙げ、「ご当地ソフトが話題になれば、人を呼べる」とした。

 続いて、ソフトクリームの地域振興事例として、根室、釧路管内のソフトクリーム販売店舗を釧路総合振興局と根室振興局がまとめた「根釧ソフトクリームマップ」や、香川県でうどんに見えるソフトクリームとしょう油を組み合わせた「かまたまソフト」、独特の形や原材料にこだわった熊本県の「芸術ソフト」など、ソフトクリームを求めて人が集まる成功例を紹介。

 ご当地ソフトの成功へのキーワードとして「ビジュアル」、「希少性」、「観光要素」などを挙げ、新冠町オリジナルソフトクリームとして、馬からの連想でニンジン味に幸運を呼ぶ蹄鉄をモチーフにしたものをトッピングした「幸運を呼ぶキャロットソフトクリーム」などを提案した。

 道の駅・サラブレッドロード新冠で販売している町特産のピーマンを使った「ピーマンソフトクリーム」については、「ピーマンは食べられないが、ピーマンソフトはおいしく食べられる。ピーマンのソフトクリームはほかでは見たことがないし、緑色のビジュアルも印象的なので町の魅力的なコンテンツになる。馬産地という要素も加わるとさらに良いのでは」と話した。

ソフトクリームによる観光振興について講演する森川さん

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