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日高報知新聞

大野克之氏が基調講演

【新ひだか】金曜フォーラム(高橋幸二代表)主催の「町づくり懇談会~明日を語ろう」が28日夜、静内本町1のホテルローレルで開かれ、92人(主催者発表)が参加して4月の町長選挙に出馬する大野克之氏(59)から町政運営の考え方について聞いた。

 金曜フォーラムは町民有志で構成する団体。地域のさまざまな課題を取り上げ、より良い町づくりに反映させる活動に取り組んでいる。今回は町長選に出馬を表明している現職の酒井芳秀氏(73)と前道農政部競馬事業室長の新人、大野氏の2人に懇談会出席を申し入れたところ、大野氏から承諾を得て開催された。

 開会で高橋代表は、酒井氏から懇談会出席について丁寧に断られたことを説明し、「われわれの活動はできる人ができるときにできることをすれば良い」とあいさつ。

 大野氏は「新ひだか町の明日へ」の演題で基調講演。自己紹介を兼ねた出生から現在までの歩み、出馬に至った経緯、まちづくりに向けた基本理念、最重点の取り組みについて語った。

 最重点の取り組みとしては、①町政運営の透明化、説明責任の徹底②基幹産業の強化と地場産品の地域内消費③医療と介護の連携強化、子どもを産める環境整備―を挙げ、ホッカイドウ競馬の再建に携わった経験を含めて「町にお金がないという話をいろんな方から聞く。それが現実だと思うが、その先に何かしたらこうなるとか、お金がないのはこういう状況だからとか、こうすれば何年後かにはこれができる可能性があるから頑張ろうとか、できないことはもう少し待ってということが相手に寄り添う心で、皆さんの声を聞くことであり、行政の立場でいう説明責任」と話した。

 また、中元や歳暮などで新ひだか産品を使った地域内消費、医療と介護の現場の状況を把握して道や国に対する要望活動のほか、少子化対策については産科の開設を挙げ、「非常に難しい状況だが、あきらめることなく粘り強くやっていかなければならない最重要課題。これをやらなければ少子化は止まらない」と述べた。

「新ひだか町の明日へ」の演題で基調講演する大野氏

 最後に「町長に就くためにうそはつきたくない。自分の責任の中で自分が責任を持って仕事をしていくことが大事。私という人間を見ていただきたい」と呼び掛けた。

 この後、金曜フォーラムからの町の財政健全化や学力向上、情報公開、一次産業振興、医療・福祉問題、公共交通問題、地域間連携など、多岐にわたる質問に答えた。

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