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室蘭民報

国交省・内閣府コンパクトシティ事業に室蘭市が選定【室蘭】

コンパクトシティーに向けた整備が始まるJR室蘭駅周辺地区

 国土交通省と内閣府が自治体の都市構造再構築に向けた施策を支援する「地方再生コンパクトシティ事業」に30日、室蘭市が道内で唯一の「モデル都市」として選ばれた。2018年度(平成30年度)から3カ年計画でJR室蘭駅周辺(中央地区)整備を進める。総額33億9500万円の大型プロジェクト。地域の活力再生に向け(仮称)環境科学館・図書館整備のほか、宮蘭フェリー就航や入江運動公園、商店街などのハード・ソフト施策によってエリアを有機的につなぐ。

 同事業は国の地方都市の再生支援策。人口減や地域経済縮小の自治体の共通課題解決に向け「地域の稼ぐ力の向上」に積極的に取り組む市を支援する。「地方再生パートナー」として省庁職員が自治体の個別相談に応じるほか、現地訪問し施策展開を後押しするのが特徴。全国77都市が応募し、32市町が選定された。

 採択された室蘭の事業は「広域交流の促進と、来街者を迎えるまちの顔としてふさわしいにぎわいの創出」がコンセプト。20年度までの3年間、都市再生整備に7億2千万円、都市公園と緑地再生に2千万円の予算が国庫補助として配分される。

 現在の中央地区は人口減少や少子高齢化で地域の活力が失われている。空き家と空き地が不規則に発生し空洞化する「都市のスポンジ化」も進み、公共インフラの更新など「解決すべき課題が山積み」(市担当者)となっている。

 そこで事業目標として①歩行者通行量15%増②公共施設利用者数約9千人増③空き店舗活用件数5件増―を掲げた。「客船・フェリー」「入江運動公園」「商店街」「文教」の区域(ゾーン)形成を進める。フェリー就航による東北との交流や新設する図書館・科学館、室蘭駅舎公園、商店街が持つ潜在性を生かしたエリア再生に取り組む。

 具体的には、公共施設や商店街情報を発信する電子案内板を整備するほか、商業者と連携した誘客イベント(街バル)やレンタサイクル実証実験を実施。地元高校生が考案した「ホタテバーガー」を地区特産品として販売する検討も進める。

 モデル都市決定を受け、青山剛市長は「図書館等の公共施設整備において財政的にも大きなメリット」と喜び、「フェリー就航と相まって室蘭駅周辺地区の回遊性、にぎわい創出につなげたい」と述べた。

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