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苫小牧民報

来月から青森県弘前の短大講師に 胆振東部消防組合安平支署・若松淳さん

 胆振東部消防組合の安平支署警防1係長の若松淳(まこと)さん(48)が4月から、青森県弘前市にある弘前医療福祉大学短期大学部救急救命学科の講師に転身する。医師の指示を受けて薬剤の投与など、高度な処置ができる救急救命士の資格も持つ若松さん。「若い人材を育てることで、救急救命の質をもっと高めていきたい」と意気込んでいる。

 若松さんは苫小牧の高校を卒業して同組合に入り、29歳の時に救急救命士の資格を取得。救急車で搬送される傷病者の命と向き合ってきた。そして45歳から救急救命をさらに学びたいと札幌医科大大学院医学研究科に通ったことが、今回の転身につながった。

 卒業までの2年間、「論理的、科学的に学ぶことが刺激的だった」。その思いが教員を目指す道にもなった。「救急救命士を目指す若い人を指導することで、救急救命の向上にも貢献できるのでは」。

 消防士や医師、看護師などで組織し、発展途上国で救急救助支援や防災技術支援をしているNPO法人日本国際救急救助技術支援会の一員でもある。カンボジアや中米カリブ海の島国バルバドスへの派遣経験がある。救急救命の環境が整っていない現状を見て、命を扱う救急救命士を育てる大切さを肌で感じてもいた。

 昨年4月、弘前医療福祉大学短期大学部から講師への誘いがあった。「不安もあったが、新しいことに挑戦できるという気持ちの方が大きかった」と決断。今月末で消防を退職して、単身赴任する。

 教員として救急救命のさまざまな現場を想定した実習や救急処置などを教えていく。「現場色を出した講義にしていきたい」と意欲いっぱい。。9日が初講義だ。「熱い心を持った救急救命士を育てていきたい」と熱く語った。

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