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名寄新聞

お膳セットがSPアワードで大賞【下川】

赤ちゃんお膳セット「もりのともだち」

 札幌の木工芸品製作販売店「チエモク」(小林千枝社長)が下川町と共同開発した「赤ちゃんお膳セット・もりのともだち」が、ソーシャルプロダクツ普及推進協会主催の「ソーシャルプロダクツ・アワード2018」国内部門大賞に選ばれた。

 「お膳セット」は、下川町産材の需要発掘、付加価値化などを目的に、農林水産省の都市農村共生・対流総合対策交付金(2015年度から3カ年)を活用して開発。町産ハンノキを使ったお椀や皿、町産シラカバを使ったお盆、道産サクラを使ったスプーンなどがあり、チエモク独自の新技術「液体ガラス塗料を生かしたコーティング」が施され、汚れづらく劣化も防げる。

 町の幼児センターで実施したモニターの意見を取り入れ、乳幼児や保護者が片手でも使いやすいように工夫。お盆は底に滑り止めを付け、のせた食器も縁で止まるように設計。食器類も持ちやすく、すくいやすく、ひっくり返りづらい形に仕上げている。

 昨年9月からチエモク直営店やインターネットなどで販売しており、下川町も地元で誕生した子どもへ贈る「百日(ももか)の祝い・お食い初めセット」を、チエモクのお膳セットに切り替えた。価格(税別)はごはんセットで2万1000円、フルセットで3万4500円となっている。

 ソーシャルプロダクツ・アワードは、環境や人・社会への配慮「社会性」と、品質や機能、デザインなど「商品性」の両方を兼ね備えた商品・サービスを表彰するもの。チエモクは昨年11月にエントリーし、3月の表彰式で国内部門大賞を受賞した。減少する北海道の広葉樹の中で、豊富な資源量ながら製品活用されにくかった早生材に着目し、下川町産のハンノキとシラカバを活用。使い手目線の機能性とデザイン、従来の木製食器にない、使い心地と耐久性を実現している―など高い評価を受けた。

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