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根室新聞

海難防止へ訪船指導 出漁準備のサケマス漁船に【根室】

出漁を控える漁船に海難防止指導を行った=4日、根室港

 日本200カイリ内での太平洋小型サケ・マス漁の解禁を控えて、根室海保と釧路運輸支局は4日、根室港と花咲港で出漁準備に当たる小型サケ・マス船4隻を対象に、適切な見張りと安全航行など海難防止について指導した。

 サケ・マス流し網漁が解禁されるに当たり、多数の漁船が操業する中、同地方特有の濃霧と相まって、船舶同士の衝突海難等が懸念される。同指導は根室、釧路海保が、操業海域を共有し、主に釧路、厚岸、霧多布、花咲港を基地としているサケ・マス流し網漁船に対し、統一した内容で訪船指導を実施するもの。

 訪船指導は4日午後0時45分から根室港、午後1時半から花咲港で行われ、釧路運輸支局担当者2人、根室海保から3人が参加。10日にも解禁見込みの日本200カイリ内サケ・マス漁に向けて出漁準備に当たる4隻の漁業者らに対し、共通リーフレットなどを配布し、海難防止について指導した。

 指導では、共通の重点指導事項として、常に目視、レーダー等による適切な見張りの実施、霧発生中は自船の位置を常に把握する、居眠りに注意し、対策を講じるなど「常に見張りの徹底」、適切な発航前点検の実施、航行中の定期的な確認の励行など「機関故障の未然防止」、若手漁業者への十分な教育、作業責任者による作業の安全管理の確認、甲板上では必ずライフジャケットを着用するなど「操業者の負傷事故防止」の三点を指導したほか、海氷への注意なども呼び掛けた。

 また、根室海保がまとめた平成29年の船舶事故及び人身事故の発生状況では、船舶事故隻数は11隻でサケ・マス流し網漁での事故はなかったものの、羅臼沖で漁船8隻が海氷により航行困難となる事故などが発生した。人身事故の発生状況は全体で20人。このうち漁船の操業中における「負傷」や船内での「病気」など、船舶事故以外の乗船者の人身事故者数は12人となっている。根室海保は「作業中の安全はもとより、普段からの健康管理にも注意してほしい」と話していた。

 訪船指導は5日も午前9時から歯舞漁港で13隻の漁業者らに対し実施されている。

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