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苫小牧民報

千歳科技大、8年ぶり定員確保 公立化方針で出願者増、学内活気高まりに期待

学生総数854人で新年度をスタートする千歳科技大

 2019年4月に公立化する見通しの千歳科学技術大(川瀬正明学長)の18年度の入学者が前年度比66人増の278人に上り、8年ぶりに定員(240人)を確保した。同大は10年度に296人が入学して以来定員割れが続いてきたが、市が同大を公立化する方針を示したことが影響し、18年入試には過去最多の1212人が出願。入試課は「学内が活気づく。大学全体の底上げにつながるのでは」としている。

 出願者は開学した1998年の1039人を上回った。1212人の受験者内訳は一般学力入試(Ⅰ~Ⅲ期)513人、センター試験利用入試(Ⅰ~Ⅲ期)603人、AO入試52人、特別推薦入試29人、併願8人、公募推薦入試7人。千歳、恵庭、北広島市内公立6校(千歳高、千歳北陽高、恵庭北高、恵庭南高、北広島高、北広島西高)からは前年比71人増の111人が出願した。

 同大によると願書提出時期となる2月中旬まで、公立化に関する問い合わせが39件あった。公立化のスケジュールや、それに伴う入試形態、授業料に関する内容が多く、「受験生にとっても公立化は関心が高かった」と担当者は話す。

 入学者では、国立大志望者の占める割合が前年度よりも上昇したのが特徴だ。同大を除く第1志望校に国立大を上げていた学生の割合が前年度比9・5ポイント増の62・2%。室工大、道教育大、北見工大、北大のほか、弘前大、秋田大などを志望した学生が増加した。入試課は「学力上位層となる道内の中堅、上位校出身者が増えた。併願大学として(千歳科技大の)順位が上がったのでは」と印象を語った。

 全体に占める項目別人数は、東北や関東といった道外校出身者は前年から5人増の21人(7・6%)、千歳、恵庭、北広島市内の高校出身者は7人増の31人(11%)、女子学生は7人増の33人(11%)。割合はそれぞれ例年並みだったが、女子学生の人数は30人が入学した11年以降で過去最多となった。

 学生総数は前年度比134人増の854人。

 同大は今後学生の関心などについて詳細な分析を行い、今後の入学者の確保につなげていく考え。入学式は7日に行われる。

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