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苫小牧民報

アイヌ民博の解体工事始まる 象徴空間開設に向け-白老

解体が始まったコタンコロクル像

 民族共生象徴空間の整備に伴い3月末で閉館した白老町のアイヌ民族博物館で解体工事が始まった。すでにカフェは撤去され、現在は、同博物館のシンボルでもあった高さ16メートルの「コタンコロクル像」の撤去に向けて立木などを取り除き、足場を組む作業を行っている。今後、事務所などの解体も順次行われる予定だ。

 2020年4月の象徴空間開設に向けた工事が今月から本格化するのを受け、敷地内にある受付事務所、像、リムセ、体験学習館、トイレ、犬小屋やクマ檻の解体工事が9日から始まった。

 すでにカフェは撤去されたほか、コタンコロクル像の解体に向け、重機で立木や土石などを撤去作業し、足場を組み立てるなどの作業が行われている。受付事務所などの施設も順次、解体作業に入る。

 また、今月から公益財団法人アイヌ民族文化財団の職員となったスタッフたちは、象徴空間開設に向けた準備作業を行う旧社台小学校への引っ越し作業を急ピッチで進めている。事務所内でも荷造りが行われ、準備が整った荷物から順次移動させている。

 16日以降に旧社台小での業務が本格的にスタートする予定で、2年後の象徴空間開設に向けて展示品や体験などのプログラム構築やPR活動の準備などを行う。

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