北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

苫小牧民報

FSSC22000食品安全管理の国際規格 北海道そば製粉が取得

認証機関の担当者から認定証を受け取る松島社長(右)

 苫小牧市柏原の北海道そば製粉(松島永典社長)が13日、国際的な食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」の認証を取得した。国内の認証機関によると、そば製粉製造分野での取得は国内初。認証機関の職員から認定証を受け取った松島社長は「今後も安全な製品造りを進め、日本全国で安心してそばを食べてもらえるよう取り組みたい」としている。

 この認証制度はオランダの食品安全認証団体が開発し、世界各国の食品メーカーなどで取得の動きが広がっている。食品関連の国際規格ISO22000と、それを発展させたISO/TS22002―1を組み合わせた食品安全管理の高度な規格。食品製造などに係るリスク分析を行い、管理すべき点を明確にして安心、安全な食品製造の環境を保証する。国内では食品製造工場を中心に約1400件で認証されているが、道内ではまだ少ないという。

 同社はそば粉製造の国内最大手、日穀製粉(長野市)などが出資。道内最大級となる年間最大5000トンのそば粉を生産できる製造拠点として2016年9月に操業した。松島社長によると、認証取得は工場設計段階から計画しており、「当社製品の安全性を示すものとして絶対に必要と考えていた」と説明。認証を取得することで大手企業との取引に向けた工場監査が省略されるといい、「業務効率化にもつながる」とメリットを語る。

 昨年11月に書類審査を通過し、今年2月に認証機関による工場の現場審査を実施。設備や社員教育、食品製造に絡むリスクのチェック体制などの審査が行われ、正式に認証された。工場の製造設備は、変更を伴うケースが多いため、認証機関のチェックは毎年行われるという。

 松島社長は「高いレベルで設備などの維持管理が求められるが、安全安心な製品を取引先にアピールできる強みがある」と述べ、大手企業を中心とした営業面へのプラス効果に期待を寄せる。

 同社は現在、道産そば原料を使ったそば製粉を年間約1000トン生産。当初目標の1200トンが達成に近づいている。今後は認証取得を生かして取引先の拡大などを進める考えで、「当面の目標として、現在の生産目標の倍に当たる年間2400トン規模を目指したい」としている。 

関連記事

名寄新聞

東京海上日動新入社員が森林研修【下川】

 東京海上日動火災保険の新入社員44人(九州・沖縄地区から女性42人、男性2人)が、森林づくりを通して人間力を高めようと、16日から20日までの5日間、町内に滞在。町有林の枝打ちやササ刈りに取り組んだ...

十勝毎日新聞

機体の要 準備万端 IST2号機 28日打ち上げ【大樹】

 インターステラテクノロジズ(大樹、IST、稲川貴大社長)は19日、町浜大樹の実験場で、28日打ち上げ予定の観測ロケットMOMO2号機のエンジンと、新開発の姿勢制御装置を同時に燃焼させる実験に...

十勝毎日新聞

こいのぼり 天まで泳げ 歴舟川【大樹】

 国道236号沿いの歴舟川に20日、今年もこいのぼりがお目見えした。空に向かって極彩色がたなびき、28日に予定の民間企業によるロケット打ち上げの観覧客も出迎える。  町と町観光協会が主催し今...

十勝毎日新聞

汗ばむ陽気 帯広21度 公園水飲み場も通水【十勝】

 20日の十勝地方は高気圧の張り出しの中にあり、前日に続いての陽気に。正午までの最高気温は幕別町糠内21.2度、足寄21.1度、音更町駒場と帯広で21.0度など管内9地点で20度以上を記録した...

函館新聞

中谷製作所が新製品「よけとるくん」販売 もや解消に効果

 コンブやウニ漁などで海底を覗くために使用する「箱眼鏡」を製作する中谷製作所(函館市美原4、村川陽一代表)がこのほど、真水と海水の断層によって生じる視界不良を解消する新製品「よけとるくん」を開発...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス