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名寄新聞

東京海上日動新入社員が森林研修【下川】

枝打ちに励む新入社員

 東京海上日動火災保険の新入社員44人(九州・沖縄地区から女性42人、男性2人)が、森林づくりを通して人間力を高めようと、16日から20日までの5日間、町内に滞在。町有林の枝打ちやササ刈りに取り組んだ。

 東京海上日動の新入社員研修の一環。ボランティアを通じて地方への理解を深め、地域と共に成長していく業務への姿勢へ結びけることを目的に、同社員580人が、全国11地域に分かれ、産業支援や復興支援、耕作放棄地の活用を実施している。下川では、地元のNPO法人森の生活(麻生翼代表)が、社員研修のコーディネートを務める「日本フィランソロピー協会」と付き合いがあった縁で、受け入れを行った。一般的な体験ではなく、地域に貢献できる活動を重んじており、住民にも身近で、かつ作業が求められる森林を選定した。

 16日から町の循環型森林経営や木材利用に理解を深めたうえで、17、18日までは渓和森林公園で、トドマツ(13年生)のすそ払い(下部の枝が積雪で曲げられると、幹が避けてしまうので、下部の枝を切る作業)、カラマツ(13年生)の枝打ちを行った。低気圧被害の後に植えられた森林で、樹木1万本のうち、3000本以上の手入れを目指して励んでいた。19日には、住民主体で森林づくりが進む「美桑が丘」で、ササ刈りに汗を流した。

 福岡県在住の津川亮子さん、石瀧美和さん、熊本県在住の田邉萌さん、新堀茜さん(いずれも22歳)は「作業を重ねるうちに、自分たちの木という気持ちが芽生えた」「今の作業が40年先の森林に影響することを実感し、子どもの未来を考え、責任を持って作業したいと思うようになった」と話す。

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