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日高報知新聞

牡の子馬誕生 額に白斑(はくはん)

【新ひだか】全国で唯一サラブレッドの繁殖から育成までを授業に取り入れている静内田原の静内農業高(大関俊郎校長)で4日夜、牡の子馬が誕生した。

 畜産系の生産科学科がある同校は、年1頭の割合でサラブレッドの生産に当たり、授業の一環として生徒たちが馬の世話をしている。

 子馬は3月16日が出産予定日だったが、約3週間遅れの4月4日午後9時に誕生。母馬は11歳のマドリガルスコア(父ダンスインザダーク)で、父は近くにある日本軽種馬協会静内種馬場でけい養されている米国産の人気種牡馬エスケンデレヤ。

 母子の世話は将来、軽種馬生産牧場への就職を考えていたり、馬の繁殖に興味のある生徒が希望して担当。母馬の乳が張るなど、出産の兆候が見え始めた3月下旬から同校OBで馬術部顧問の若松勇太教諭らとともに、きゅう舎近くで見守ってきた。

 出産は破水から10分ほどで誕生するスムーズなもので、帰宅していた生徒たちは出産の瞬間に立ち会うことは出来なかったが、寮にいた生徒たちは連絡を受けてすぐにきゅう舎に駆け付けて子馬と対面。繁殖長の日隈宙希君(3年)は「1年生のころから見ているが、何回見ても感動する」と貴重な体験を振り返った。

 子馬は鹿毛で額には特徴的な白斑がある。名前は全校生徒に公募する予定。母子の世話をする日隈君は「ヤンチャで母親も手を焼いている。まずは競り市で売れることが第一目標」、沖田知也君(3年)は「早い段階から人に慣れさせたい」、臼田たよさん(同)は「将来は中央競馬で走るような馬になってもらえたら」などと成長を楽しみにしている。

 子馬は来年のサマーセールに上場予定。今年上場予定の1歳馬「叶愛」(父エスケンデレヤ、母ゴートゥザノース)も順調に育っている。昨年のサマーセールで561万6千円で日本中央競馬会(JRA)に落札された「北翔(牧場名)」は、浦河町のJRA日高育成牧場で競走馬として育成され、24日に中山競馬場で開かれるJRAブリーズアップセールに上場される予定。

 また、同校では子馬がどんな行動をしているのか把握するため、GPSを使用した研究も今年度から実施している。

母子馬と世話をする静内農高の生徒たち

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