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根室新聞

桜の開花観測を開始 週末か週明けを予想【根室】

標本木を観察する稲田さん(右)と船山さん

 気象庁から季節観測業務を引き継いでいる根室市と市観光協会(小林茂会長)は、7日から桜の開花観測を開始した。日本気象協会の開花予想は5月15日で、平年より3日早い予想だが、今年は4日に市内で最も早く咲くといわれる根室振興局前のチシマザクラが開花しているほか、桜の名所・清隆寺でも7日には数輪のつぼみが開花。元気象庁職員の船山岩雄さん(72)は「流氷接岸がない年は13日に咲いている」とし、今週末から来週早々には開花するのではないかと見ている。

 桜の開花観測は、流氷観測と同じく根室測候所の廃止に伴い気象庁から市と市観光協会が引継ぎ、観光協会の稲田美樹さんと船山さん、観光協会事務局を務める市職員らが行っている。

 根室の桜の開花を判定する標本木は、国の合同庁舎敷地内の樹齢100年超と言われるチシマザクラで、国内で唯一、チシマザクラが選定されている。この日の桜は、ふっくらとつぼみが膨らみ始め、先端から白い花びらがわずかに伸び始めている状況。稲田さんは「ここしばらく低温の日が続くので、開花予想しにくい状況」と話した。

 一般に桜は一日の平均気温が10度を超えると開花すると言われるが、チシマザクラの場合は「8度を超えると、いつ開花してもおかしくない」と船山さん。今年の5月上旬は、例年より少し肌寒い日が続き、今後1週間も低めに推移するものの、週末にかけては10度を超える日もあることから、週末から来週早々には開花する見通しだ。

 ちなみに、流氷の接岸がなかった26年と28年は、ともに13日に開花宣言をしている。隔年で今年も流氷の接岸はなく、船山さんは「今年、13日に咲くと、連続3例目となる」と話していた。

 日本気象協会が2日に発表した根室の開花予想は平年の18日より3日早い15日で、満開は18日と予想している。ちなみに記録の残る昭和35年以降で最も早い開花宣言は27年の5月6日で、4月下旬の平均気温が平年より3.3度高い8.1度を記録するなど暖かい日が続き、ゴールデンウイーク期間中に開花。なお、近年では25年の5月27日が最も遅い記録となっている。

 市内では根室振興局前庭のチシマザクラが4日に開花しているほか、桜の名所として知られる清隆寺のチシマザクラも地面に近い下枝に数輪、咲き始めている。

 なお、この日観測した稲田さんは、撮影した桜の写真を同協会ホームページのブログに掲載。清隆寺のチシマザクラとともに随時開花状況を知らせる。

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