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苫小牧民報

厚真の佐藤さん、ハスカップ綿あめ個人展開 町内外のイベント出店

周文フェリーターミナルでハスカップ綿あめを販売する佐藤さん(右)

 厚真産ハスカップ果汁を使った「ハスカップ綿あめ」の製造販売を5月から厚真町観光協会前事務局長の佐藤照美さん(62)=町本郷=が始めた。これまでは町観光協会の事業として佐藤さんが中心となり製造販売してきたが、3月の退任を機に個人で展開することにした。佐藤さんは「綿あめを通じて厚真産ハスカップを多くの人に知ってもらえたら」と話している。

 4日夕、大型連休で混み合う町浜厚真の苫小牧港・東港周分フェリーターミナル。その一角に袋とカップに入った薄ピンク色の綿あめが並んだ。「厚真町特産のハスカップを使いました」と佐藤さんの声が響く。その声に誘われてきた人たちにハスカップの試食を勧めていた。

 初めてハスカップを口にしたという愛知県一宮市の公務員、横井健一さん(43)は「見た目はブドウみたいだが、酸っぱくておいしい」と話し、「フェリーでゆっくりと食べます」と綿あめを買っていった。佐藤さんは「ハスカップを知らない人も多いので、試食で味を知ってもらった上で綿あめを勧めるんです」と笑った。

 ハスカップ綿あめは、作付面積日本一を誇る厚真産のハスカップを手ごろな値段で子供から大人までの幅広い層に知ってもらおうと、当時観光協会の事務局長だった佐藤さんが開発。ザラメ糖にハスカップ果汁を混ぜて作る。「果汁の量が多いと綿がべたべたになり、少ないとハスカップの風味が出なかった」。

 試行錯誤を重ねて完成させ、2017年1月のあつま国際雪上3本引き大会で初販売したところ、用意した120袋が完売した。その後も、あつま田舎まつりなどにも出店。昨年度は3997個を売り、人気を博した。

 個人で事業をしていくのに当たり、綿菓子機2台をそろえた。今後、店名をハスカップシュガーと名付けて、町内外のイベントに出店していく。27日に千歳市の陸上自衛隊東千歳駐屯地の記念行事、6月のあつま田舎まつりで販売することが決まっている。ハスカップ綿あめは、500ミリリットルのカップ入りが300円、袋入りが400円(ともに税込み)。佐藤さんは「厚真産ハスカップの認知度が上がってほしい」と期待している。

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