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日高報知新聞

浜のゴミ拾いと稚魚放流 えりも町商工会青年部の活動

水路にサケ稚魚を放流する園児たち

【えりも】町商工会青年部(川﨑優慶部長)の事業として10日、町内幼稚園と保育所の園児がサケ遡上河川の歌別川口付近で浜辺に漂着したごみを拾い、えりも歌別さけ・ますふ化場でサケの稚魚を放流した。

 商工会青年部が育てる漁業の大切さを地元の子どもたちに幼児期から育んでもらおうと、日高管内さけ・ます増殖事業協会の協力を得て、平成25年から始めている社会貢献活動。

 この日は穏やかな天気に恵まれ、町立中央、えりも岬、庶野3保育所の年長児33人と、光の園幼稚園園児20人が参加。さらに商工会青年部員、町建設協会会員、町とえりも漁協職員に幼稚園児の保護者も加わった。

 川﨑部長が「ふ化場からサケの赤ちゃんを放流する前に川口をきれいにしてあげましょう」と園児らに呼び掛け、ごみ拾いを開始。漂着物の中から空き缶、ペットボトルなどを分別して拾い、1時間ほどで軽トラック2台が満杯状態になった。

 このあとバスで歌別のサケ・マスふ化場に移動。同増殖事業協会の清水勝専務が「今日放流する稚魚は1日ほどで海へ下ります。みなさんが小学校3、4年生のころに大きくなって帰ってきてくれるよう声を掛けて放流しましょう」と園児らに呼び掛けた。

 園児らは早速、水槽の中で元気に泳ぐサケ稚魚をコップに入れ、1万匹の稚魚を歌別川に通じる水路に「大きくなって帰ってきてね!」と声を掛けながら、グループごとに並んで放流した。

 中野壱迦ちゃん(庶野保育所・5歳)は「ごみを拾って浜をきれいにしたし、サケの赤ちゃんを放してあげて楽しかった」と笑顔で話していた。

 ふ化場の藤井洋樹場長は「昨年並みの700万匹が順調に育った。うち140万匹は回帰率を高めるため、東洋漁港内に1カ月ほど海中飼育する」と話していた。

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