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名寄新聞

地元住民がサンルダム見学会【下川】

ダム湖で隠れる側の堤体も間近で見学した参加者

 国直轄サンルダムの試験湛水が6月下旬に始まる見込みであることから、サンルダム建設と町の活性化を図る会(夏野俊一会長)は、水をためる前にダム湖予定地や、完成したばかりの堤体を目に焼き付けようと12日に見学会を開催。町内外70人が参加した。

 サンルダムは国直轄では最北ダムとなり、総事業費は591億円。治水・利水の他、ほくでんエコエナジーで水力発電も行う。建設工事は本体コンクリート打設が完了し、管理設備や止水の基礎処理が行われている。ダム湖の貯水開始は6月下旬、完了は来年1月中旬を想定している。

 ダムが建てられたサンル川には、サクラマスなどの魚が遡上(そじょう)することから保全が求められ、ダム湖を通過しない「バイパス魚道」を整備している。ダム湖岸沿いには堤体まで「バイパス水路」、堤体から下流には遡上する魚が休憩できる「プール」を組み合わせた「階段式魚道」を配置。上流部の本川との接続部分では「スクリーン」が設置され、余剰水のみを本川へ放流し、降下する魚と適正水量を魚道へ誘導・導水する。

 見学会では、町役場集合にした後、旭川開発建設部サンルダム建設事業所(正国之弘所長)の案内でダム現場へ。ダム堤体の上からダム周辺を一望しながら、小型無人機ドローンを使って上空から記念撮影。管理棟(3階建て)の屋内施設見学では、ダム堤体に接続された階段式魚道が窓からくっきりと見え、その構造に理解を深めた。ダム湖に沈む上流側に降り、ダム湖予定地から堤体を眺めた後、懐かしい旧道も経由しながら上流部へ移動し「スクリーン」も見学した。

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