北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

日高報知新聞

「日高防災マスター」設立【新ひだか】

【新ひだか】日高管内全町の北海道地域防災マスターグループ「日高防災マスター」の設立総会が27日、町公民館で開かれた。

 道は防災に対する心構えなど多くの人に知ってもらうため、平成19年度からボランティアによる地域の防災活動を行い、災害時には地域の防災リーダーとして活動する「北海道地域防災マスター」の育成に取り組んでいる。

 マスターに認定されるためには認定研修会の受講が必要で、20年3月の浦河町を皮切りに、管内各町で研修会を実施。現在は管内で156人がマスターとして認定されている。

 昨年3月には日高町のマスターで組織する「日高西部防災マスター協議会」が設立。同10月に浦河町で行われた「日高地域防災ミーティングin日高」(日高振興局主催)で、これをさらに発展させて管内全町のマスターが共同して活動することを決め、賛同した50人のマスターで構成する組織の設立に向けて会議を重ねてきた。

 日高防災マスターは、「困ったときはお互い様の精神」で、災害に対する知識を地域住民に教えて「情報の提供・発信、災害図上訓練、避難所訓練」の実施や、道、日高振興局、ボランティアセンターの指導の下、防災対策を推進するとともに、人材の育成を目的とした研修、講習を行って自助、共助の大切さを学ぶ機会を創出する。

 また、地域に合った防災計画の推進、地域防災関係機関との連携、地域住民との防災活動を促進して、身近な防災活動を基本とした活動でマスター同士の顔が見えるように地域ごとに担当者を設け、地域の防災活動に協力していけるような組織作りを進める。

 活動費用は活動目的に協賛する企業、団体などから支援された協賛金を充て、使途については謝礼文と併せて書面で報告する。

 設立総会で日高防災マスター準備委員会の松下吉文委員長(日高町)は「組織的に形ができたということで、これから歩き始めるところ。皆さんの協力を得ながら基盤となる人材、仲間を大事にしながら地域における防災活動の礎となっていきたい」とあいさつ。

 来賓の岩崎敏夫静内警察署長は「従前から防災関係者との間で連携を取っているが、広大な管内におけるすべての住民に対応するのは極めて困難。災害発生時には警察はもとより、自治体をはじめとする防災関係機関や防災マスターの皆さんと一緒に協力して災害対策を実施することで、迅速かつ適切な対応ができるようになる」と激励した。

 会長に選出された米山豊さん(浦河町)は「東日本大震災では未曾有の被害を受け、『想定外を想定する』という必要性に迫られている。被害を最小限に食い止めるためには行政だけでなく民間、ボランティアが一体となって知識の普及、啓蒙活動をする必要がある」と話した。

 役員は次の通り。

 ▽会長 米山豊▽副会長 浅野勇夫(新ひだか町)▽副会長兼総務 佐藤由則(様似町)▽企画部長 沖田義彦(日高町)▽広報部長兼えりも支部長 近藤一郎(えりも町)▽同副部長兼事務局 豊島清治(日高町)▽様似支部長 天野浩二▽浦河支部長 松本正美▽新ひだか支部長 土井義男▽新冠支部長 前田晃▽日高支部長 木田一▽平取支部長 阿部孝之▽婦人部長 春芽静江(日高町)▽監査役 山田富雄(同)▽監査員 三崎武雄(同)▽会計 石崎薫(同)▽相談役 松下吉文

日高防災マスターの会長に選出された米山さん。右から準備委員会の豊島さん、松下さん

関連記事

日高報知新聞

最優秀に吉田菜緒さん(荻伏中)【浦河】

【新ひだか】第35回日高管内中学校英語暗唱大会が16日、町公民館で開かれ、最優秀賞に吉田菜緒さん(浦河町荻伏中3年)、優秀賞に谷実優さん(新冠中同)が選ばれた。2人は11月24日に札幌で開催される全道大会...

日高報知新聞

上空からえりもを満喫【えりも】

【えりも】航空自衛隊襟裳分屯基地(池田佳宏司令)は13日、国防への理解と意識向上を目的に、分屯基地のヘリポート発着でCH―47Jヘリコプター(チヌーク)の体験搭乗を行い、近隣町を含む90人の参加者が上空か...

苫小牧民報

むかわ出身の18歳・中村桐耶 コンサ札幌トップチーム昇格

 サッカーJリーグ・北海道コンサドーレ札幌は17日、札幌市内のクラブ事務所で記者会見を開き、下部組織のU―18(18歳以下)に所属するDF中村桐耶(18)=むかわ町出身=の来季のトップチーム昇格内...

苫小牧民報

山本防災相、被災3町に 土砂災害現場を視察

 山本順三防災担当相が17日、胆振東部地震で大きな被害が出た厚真、安平、むかわの3町を訪れ、厚真町の土砂災害現場などの視察や町長との意見交換に臨んだ。  山本防災担当相は、厚真町の土砂災害現場...

十勝毎日新聞

初氷を観測 今季の全国初【帯広】

 十勝地方は18日朝、上空に寒気が入り、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で冷え込んだ。最低気温は最も低い陸別で氷点下2.8度など、観測19地点中18地点で今季最低を更新した。帯広では初霜と...