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函館新聞

国立函館病院に重心病棟 20年めどに機能移転【函館】

看護学校が撤去された国立函館病院内の敷地。八雲病院から機能移転される重症心身障害病床の病棟が建設される(提供)

 国立病院機構函館病院(函館市川原町、加藤元嗣院長)は、2011年3月に閉校し同院敷地内に残されていた附属看護学校の建物の撤去作業を5月中に完了した。跡地には同機構の再編成で、八雲病院(八雲町宮園町)から機能移転される「重症心身障害病床」の新病棟を、20年をめどに建設する予定。加藤院長は「機能の移転で道南地域におけるセーフティー分野の専門的医療を担う重要な役割が課せられることになる。八雲が培ってきたノウハウをしっかりと引き継いでいきたい」と話している。

 八雲病院では長年にわたり、筋ジストロフィーと重症心身障害の専門医療施設として高度な治療を行ってきた。しかし、専門医の確保が難しいことなどから、同機構では15年に、北海道医療センター(札幌市)に筋ジストロフィーと重症心身障害の専門施設を建設し、函館病院に「重症心身障害病床」の病床を移転することを決定した。

 これにより函館病院は、現在の治療分野「循環器病」「がん」「呼吸器疾患」に、「重症心身障害」が新たに加わり、急性期から慢性期、セーフティネット分野にわたる専門的医療や臨床研究、教育研修および情報発信の総合的な機能を備えた病院となる。

 看護学校跡地には病床数60程度の新病棟を建設する予定。加藤院長は「(八雲病院の)重症心身障害患者の家族は函館の人が多いので、移転により移動の負担は軽減されるはず。八雲での専門的医療体制の質をさらに高めながら、よりよい環境整備に力を入れる。これまで以上に地域に愛される病院を目指していきたい」と意欲を見せている。

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