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室蘭民報

マダニに注意を、室蘭保健所「山や草地で肌守って」【室蘭】

ヤマトマダニ=北海道立衛生研究所提供

 旭川市保健所管内の40代女性が5月31日、国内5例目となる「ダニ媒介脳炎」を発症したことを受け、道では、マダニが媒介する感染症に注意を呼び掛けている。レジャーや野外作業などで山や草むらに入る際には、「長袖や長ズボンで肌の露出を少なくするなど、マダニにかまれないような防護策を」(室蘭保健所)と訴えている。

 ほ乳類や鳥類などの血液を吸って生きるマダニは、森林や草地などに広く生息している。一方で、ダニ媒介脳炎のほか、ライム病や回帰熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などの病気の原因となる病原体を保有していることがある―という。

 ダニ媒介脳炎の潜伏期間は7~14日。発症すると発熱や関節痛など、インフルエンザに似た症状が出たり、精神錯乱やけいれんを起こしたりする。国内で確認された5例は、全て道内で発生。このうち、2例の感染者については死亡している。

 室蘭保健所では、山や草地などに入る際には「サンダル履きを避ける一方、長袖や長ズボンの着用で肌の露出を少なくして」「屋外活動後には必ず入浴し、体をよく洗って、しっかり着替えを」などと強調。

 その上で、マダニにかまれたら「無理に引っ張ったり、つぶしたりせずに、医療機関で除去を。体調の変化にも注意してほしい」などと訴えている。

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