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日高報知新聞

マンロー先生の遺徳を偲ぶ【平取】

【平取】「マンロー先生を偲ぶ会」が3日、町内二風谷の旧マンロー邸庭の顕彰碑前で開かれ、ゆかりの町民や研究者ら約50人が博士の遺徳を偲んだ。

 スコットランド人の考古学者で人類学者のニール・ゴードン・マンロー博士(1863―1942)は、日本人の起源やアイヌ文化に興味を抱き、考古学調査のかたわら、多数のアイヌ工芸品や民具を収集した。

 一方で当時、結核などの病気や栄養失調に苦しむアイヌの人々の窮状に胸を痛め、昭和7年に平取町二風谷に移り住み、無償の医療奉仕をしながら研究にいそしんだ。

 多くの村人から慕われた博士へは“イオマンテ”に代表されるアイヌ民族の精神世界をつぶさに観察するなど研究に没頭したが、昭和17年4月11日に二風谷で79歳の生涯を終えている。

 マンロー博士のただ一人の末裔で孫娘のアイリーン・マンローさんはドイツ・リューベックに在住している。

 貝沢耕一同会運営委員長が「博士と関わりのある人がほとんどいなくなったが、時代が変わろうとも若い世代に語り伝えていくことが大事」と主催者あいさつ。

 川上満平取町長は、個人の偉大な功績をたたえ来賓あいさつ。参列者は一人ずつ真っ赤なカーネーションを厳かに遺影の前に献花し、博士の遺徳を偲んでいた。

マンロー先生の遺影に献花する出席者

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