北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

室蘭民報

宮蘭フェリー就航控え宮古の宿泊施設が朝食提供の動き

 宮蘭フェリー就航まできょう12日、残り10日になった。就航を目前に控え、宮古の宿泊施設では、室蘭からの乗船者を対象に朝食を提供する動きが広がっている。同航路は宮古着が午前6時で朝食が課題だった。荷物を預けて手ぶら観光を楽しみ夕方チェックインする1泊3食も可能で、関係者は「宮古滞在につながれば」と期待している。

 同航路は室蘭港発が午後8時、宮古到着が午前6時。観光を開始するには早すぎ、宮古市内では「朝食をどこで取ってもらうかが課題」と位置付け、市なども業界に朝食休憩の導入を働き掛けてきた経緯がある。

 有名料理人とのコラボ弁当などで知られる浄土ヶ浜旅館は、県産コシヒカリや宮古の幸を詰め込んだ1800円の朝食を提供。ターミナルからの無料送迎も行う。金額に応じた朝食弁当のターミナル配達サービスも。要予約で個人も可。運営法人の佐々木美津子社長は「ぜひ岩手の味を楽しんで」とにっこり。

 フェリーターミナルから車で3分のホテル近江屋は、1人1200円で大浴場と朝食がセットになったプランを新設した。食事はバイキングで事前予約を呼び掛ける。女将(おかみ)の近江由香理さんは「船旅で疲れた体をリフレッシュして三陸を楽しんでいただければ」と歓迎する。

 創業100年を超す老舗のホテル沢田屋は、宿泊客優先だが、事前の予約で2人から朝食の対応は可能という。沢田亮専務取締役は「宮古出発便を利用するため、出発前日に宿泊する需要もある。一過性にならないようチャンスを生かしていきたい」と話す。

 名勝・浄土ヶ浜まで徒歩10分という立地の浄土ヶ浜パークホテルは、事前予約で8人以上から朝食(ビュッフェ形式)の利用が可能。1人1500円。さらにターナルからホテルまでの送迎付き2千円。担当は「荷物を預けて1泊3食のプランもご検討を」とPR。

 休暇村陸中宮古(要予約)、グリーンピア三陸みやこ(要予約、個人は当日可)もビュッフェ形式で提供する。休暇村の後藤洋平営業兼管理課長は「業界期待の新航路」、グリーンピアの野崎仁営業支配人は「ぜひ三陸沿岸を楽しんで。朝食時間は柔軟に対応します」と話している。

岩手県旅行業協会のメンバーが室蘭周辺観光を視察

室蘭港のフェリーターミナルを視察する岩手県旅行業協会の関係者

 岩手県旅行業協会(高橋幸司会長、52社)のメンバーが11日、室蘭市や周辺の観光地を視察した。宮蘭フェリー就航を前に、観光資源を調査するのが狙い。地球岬などを回った。

 県内の旅行・交通関係事業者の団体で、13人が来蘭した。苫小牧―八戸航路で同日朝に道内入りし、地獄谷(登別市)昭和新山(壮瞥町)金比羅火口災害遺構(洞爺湖町)を回り、みたら室蘭や室蘭港フェリーターミナルを視察した。

 同協会の川村盛洋事務局長は「いよいよスタートするが、当初は開設特需もあるでしょう。熱気が冷めた段階でどうしていくかが重要。せっかくできた新ルートを生かしたい。じっくり対応を考えていく」と語った。

 水沢ツーリスト(岩手県奥州市)の社長でもある高橋会長は「県から道内の入り口となるのは現在、千歳、函館、苫小牧。白老の観光地なども商品に組み込んでいるが、正直これまで室蘭は通過型の観光地だった」と話した。

 この上で「長く続けていくためには観光利用の基盤が必要になる。教育旅行なども候補。何とか室蘭を滞在型の観光地にもっていくのが自分たちの使命。室蘭の観光地について理解を深め、組み込めるよう努力したい」とした。

 市役所も訪れ、青山剛市長らと懇談した。市によると、これまで宮古市内の観光・交通事業者の視察はあったが、県単位の観光・交通事業者による視察は初めてという。

室蘭・みなと小5年生が宮古交流へ準備着々

宮古市の小学生に室蘭の魅力を伝えるパンフレットを製作する、みなと小の児童たち

 岩手県宮古市に宿泊研修で訪れる、室蘭市みなと小学校(千葉保校長、471人)の5年生81人が11日、現地の小学生と交流する際に使うパンフレットなどを製作し、宮古市への出発に備えた。

 パンフレットは、宮古市磯鶏小学校の5年生に室蘭を紹介するのが狙い。つくりは新聞風とし、焼き鳥やカレーラーメンなどの名物、白鳥大橋や地球岬などの観光名所、北海道の方言などを取り上げた。「室蘭にはおいしい食べ物がたくさんあるよ」「ぜひ遊びに来てください」などのメッセージを添えてある。

 高倉空君は「宮古の小学生に室蘭の魅力を伝えたい。フェリーに乗るのが楽しみです」と笑顔を浮かべていた。

 宮古市の招待を受けて、21日から2泊3日の日程で宿泊研修に臨むみなと小の児童たち。宮古港で第1船を見送った後、磯鶏小学校で同小の5年生と共同制作した壁画の除幕式に参加。交流事業で、よさこい踊りなどを披露。この後、田老震災遺構や奥浄土ヶ浜などを訪れる。最終日の23日にはフェリーに乗船し、室蘭に帰ってくる。

関連記事

苫小牧民報

北電苫東厚真4号機、月内に再稼働へ 道内の安定電力供給にめど

 北海道電力は24日、胆振東部地震の影響で停止していた苫東厚真火力発電所(厚真町)の4号機(出力70万キロワット)について、月内に再稼働できる見通しになったと発表した。点検の結果、タービンの損傷...

十勝毎日新聞

華やかに練り歩き 帯廣神社秋季例大祭【帯広】

 帯廣神社(大野清徳宮司)の秋季例大祭は24日に本祭を迎えた。氏子ら約70人がみこし1基、山車4台と帯広市内を練り歩く渡御を、沿道の市民が見守った。  本祭は午前8時半から御社殿で始まり、約4...

十勝毎日新聞

交通事故根絶へ 願い込めたヒマワリ満開【新得】

 交通事故根絶の願いが込められたヒマワリが、新得小学校、新得幼稚園、新得保育所の花壇で花を咲かせている。ヒマワリを事故防止のシンボルにする「ひまわりの絆プロジェクト」に賛同し、春から大切に育てた...

十勝毎日新聞

鳥のアクセサリー 田中さん作品展示【帯広】

 帯広市の田中輝顕さん(77)の作品展「ラブバードテルアキ展」が、市内の北海道ホテル(西7南19)で開かれている。11月25日まで。  田中さんは半世紀以上にわたり、野鳥の木製アクセサリー制作...

函館新聞

Dプリンセスの「函館愛」 復興応援の横断幕を市に寄贈へ

 19日に函館港に入港したプリンセス・クルーズ社(米)の豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)で、船体に「北海道の復興を応援しています We are with you、Hokk...