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釧路新聞

自然の驚異を堪能/砂岩脈「春採太郎」観察会【釧路】

 釧路市天然記念物に指定されているが、なかなか目にすることができない興津海岸の砂岩脈の観察会が16日、同海岸で行われた。根室高校の科学部が初めて参加したのをはじめ10人が参加し、流れ着いた昆布がじゅうたんのように敷き詰められた岩場の海岸線を注意深く歩き、途中、炭鉱の坑道からあふれ出る地下水が海岸に落ちる滝を眺め、春採太郎に到着した。   この観察会は釧路の魅力を創る会(清水信彦会長)が主催し、大潮の干潮時に実施している。根室高校科学部は顧問の先生2人と生徒3人が岩石の研究の一環で参加した。清水会長の案内でスタート。興津小学校近くの砂浜から西へ岩場に入ると、昆布が幾重にも岩に絡んで覆っているため非常に滑りやすく、「これは大変だ」と驚きの声も。足場の悪い中を懸命に前進した。    しばらく行くと昆布が消えた砂浜。炭鉱の坑道から流れ出る地下水があふれ出て、目測で4、5㍍以上の落差で落ちてくる滝が現れた。「きょうは落ちる水が少ない、いつもはもっと勢いよく流れている」と清水会長は説明した。  そこから再び昆布がいっぱいの岩場を抜けると、春採太郎が待っていた。約3000万年前の海底の地殻変動で出来た地割れに砂がたまり、それが岩となって、その後、隆起し地上に現れた。地上部の幅が約4㍍、高さは約22㍍だが、海底にも数㌔にわたって続いている。「日本で一番かもしれない」と清水会長。根室高校の松田暁洋教諭は「(春採太郎の)形状や模様などからどのように出来たのかを調べたい」と生徒を指導しながら観察に余念がなかった。  今回は春採太郎からもう少し歩いて高さ1・3㍍ほどの春採次郎も眺め、帰路に就いた。

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函館新聞

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