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釧路新聞

武四郎の足跡 冊子に/鶴雅グループ客室に配置

 道内ホテル業大手の鶴雅グループ(大西雅之社長)は、北海道命名150年を記念し、命名者で生誕200年を迎えた松浦武四郎の足跡などを記した冊子を作製し、グループホテルの全客室に備え付けている。出身地の三重県を訪ねて取材するなど本格的に編集したもの。さらに同グループでは、「あかん湖鶴雅ウイングス」前庭のリニューアル工事を実施中で、8月にもオープンの予定だ。

 鶴雅グループでは、ホテルや旅、土産品などの情報を掲載した季刊誌「まろうど」を年に4回発刊、客室などに配置している。今回の冊子はその特別号として、釧根地域にも縁の深い武四郎の生涯を読み物としてまとめ、旅の思い出の一助にしてもらおうと企画した。

 冊子「かの地へ。」はA4判で18㌻オールカラー。1818年2月6日に三重県松阪市で誕生してからの生い立ちに始まり、計6回にわたる蝦夷(えぞ)地の調査、アイヌ民族との交流など歴史や足跡を記している。「久摺(くすり)日誌」の記述を引用するなど、最後の蝦夷地探訪となった1858年の釧路地域での旅の様子を詳細に掲載。道内各地に点在する武四郎の歌碑も地図付きで載せた。

 また、曽祖父が武四郎を案内したという阿寒湖温泉のアイヌ文化伝承者・千家盛雄さん、武四郎が旅した道を「古道(クラシックトレイル)」と名付けてツアーを実施している釧路市のガイド・塩博文さんのメッセージを紹介。編集で協力を得た松浦武四郎記念館と北海道博物館の学芸員が武四郎の魅力を説明している。

 冊子は今年いっぱい、グループ各ホテルの客室などに備え、持ち帰ることも可能だ。鶴雅リゾート営業企画室売店事業部の秋本武洋部長は「阿寒湖をはじめ道内各地に武四郎の記念碑があるので、冊子を見ながら巡っていただくのも旅の思い出になるのでは」と話している。  なお同グループでは、全日空グループの格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの釧路―関西線就航(8月1日)に合わせたサービス向上策として、鶴雅ウイングスの前庭をリニューアル中。8月にも「(仮称)縄文ガーデン」としてオープンする予定だ。

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