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函館新聞

「常野と四天王、発展に力」中尾さん明治初期の函館解説【函館】

明治初期の函館発展の歴史について語る中尾さん

歴史講演会「初代区長常野正義の功績と函館四天王-足跡が示す明治・大正のあれこれ-」が25日、市立函館博物館郷土資料館(旧金森洋物店)=末広町19=で開かれた。箱館歴史散歩の会主宰で、初代函館区長の常野正義(1838年~1904年)のひ孫にあたる中尾仁彦さんが講師を務め、明治初期に常野と函館四天王が築いていった函館発展の歴史について解説した。

 常野は木綿売りなどの商売によってこつこつと資金をため、大町に「常野茶舗」を開いて茶の取引などで財を成した。その後、私設の学校を開いたり、消防組を編成するとともに、コレラの予防に尽力するなど、さまざまな社会活動に力を注いだ。また常野は、函館の四天王といわれた渡辺熊四郎、平田文右衛門、今井市右衛門、平塚時蔵とも協力し、函館の黄金時代を築き上げた。

 中尾さんは函館が発展した要因について「数多くの大火を乗り越えて、新たな土地区画整理などが進められるとともに、常野や四天王などがリーダーシップを取り、まちづくりに力を注いだことが大きい」と強調した。

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