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釧路新聞

サンマ1500トン超え水揚げ活況/道東3港

 道東沖のサンマ棒受け網漁が活況だ。根室、花咲港では大型船(100㌧以上)を中心に水揚げが本格化。28日には大型船12隻、小、中型11隻が合わせて今季最多の1392㌧を水揚げ。花咲港は水揚げ用のトラックやタンクが足りず、水揚げ制限をしたほど。この日は道東3港で1500㌧超、三陸を含めると1700㌧の水揚げがあった。花咲港では29日も約1300㌧の水揚げを予定しており、サンマ復調の兆しに浜は活気づいている。

 花咲港でのこの日の競り値は227~36円。高値は前日の27日に比べ、34・4%(119円)減、大型船初水揚げの24日と比較すると66・7%(453円)下げた。この日は厚岸港(22㌧)、釧路港(105㌧)、三陸の大船渡(90㌧)、気仙沼(66㌧)、女川(58㌧)にも大型船各1隻が水揚げしている。

 花咲港は23日に400㌧、24日に640㌧、25日560㌧、27日に770㌧と順調な水揚げが続いており、この日は1300㌧超と、記録的不漁となった昨年には見られなかった8月中の1000㌧超えを記録した。買受人らによると「昨年は130㌘台が大サイズだったが、今年はそのサイズだと小さい方。脂乗りも良く走りからおいしい」と話していた。

 順調な水揚げの一方で、2015年以降のサンマ不漁や、16年のロシア200カイリ水域内サケ・マス流し網漁禁止の影響もあって、加工業者や運輸業者の廃業が受入態勢の縮小を招いている。

 花咲港は過去最多の7万㌧台を揚げた11、12年には約3000㌧の受入許容量を誇ったが、現在は約半分。この日も水揚げに使うトラックやサンマを入れるタンクが不足。競りの始めに競り人からトラックやタンクを「速やかに返すよう協力をお願いします」と依頼があったほどで、大量水揚げは、まさにうれしい悲鳴となっている。

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