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室蘭民報

アイヌ文化発信、イベント「クンネ」を若者熱演【白老】

「クリムセ」を披露する山道さん

「ウタレプンパレ ワ」を一緒に歌う山田さん(右)と川上さん

 アイヌ民族文化財団の若手職員や、アイヌ文化伝承者の育成プログラム「イオル担い手育成事業」を3年間受講した若者たちによる、アイヌ文化に触れるイベント「シラウォイ クンネ」が26日、白老町本町のしらおい創造空間・蔵で開かれた。アイヌの若者たちは踊りや歌、語りを披露、会場を埋めた約50人に若いパワーを伝えていた。

 冒頭、イベントプロデューサーの米沢諒さんは「(国立アイヌ民族博物館が開設されるまでの)2年間に自分たちで何か発信できるものがないかと思って企画しました。皆さん、楽しんでいってください」とあいさつした。

 山丸賢雄さんは、白老に伝わる「ユカラ」(英雄叙事詩)、神のメノコ(女の子)とアイヌのメノコの問答「カムイユカラ」、クマの霊送りの情景を詳述した「ウエペケレ」をアイヌ語で語り、日本語で解説。アイヌ語で「白いイヌ同士をけんかさせるものはなんでしょう」「お互い助け合って、すれ違うことなく同じ動きをするものはなんでしょう」となぞなぞを出題、来場者が頭をひねる場面もあった。

 川上さやかさんは、平取に伝わり、大勢集まったときに歌う「ウポポ」や、白老、白糠、登別に伝わる3種類の「ピリカの歌」などを披露、会場から手拍子が寄せられた。

 山道陽輪さんは「クリムセ」(弓の舞)、山丸さんと新谷裕也さんは「エムシリムセ」(剣の舞)を披露。川上さんと山田美郷さんは一緒に「ウタレプンパレ ワ」を歌った。

※「ユカラ」の「ラ」、「カムイユカラ」の「ラ」、「クリムセ」の「ム」、「エムシリムセ」の「シ」と「セ」は小さい字

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