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日高報知新聞

様似の石で日本画【様似】

【様似】アポイ岳ジオパーク推進協議会主催のワークショップ「さまにの石でさまにの絵を書こう」で28日、様似小学校(山村健史校長、児童153人)の5年生26人が日本画で様似の風景(140×140㌢)2枚を描いた。作品は10月に町内で開催の第9回全国ジオパーク大会の会場に展示する。

 札幌大谷大美術学科の平向功一教授と男女9人の学生たちが、アートキャラバン活動として同校を訪れ、児童らに絵を指導した。

 学生たちは日本画を作るため、様似町のかんらん岩を粉にした岩絵の具と土やどろなどから作られた水干(すいひ)絵の具、接着剤のにかわ、筆、ハケ、絵皿、パネルなどを事前に準備した。

 体育館に集まった児童に、学生の山田珠希さん(20)が制作手順を説明し、2班に分かれて「親子岩と夕日」「アポイ岳と高山植物」のテーマで大学生のサポートで作品製作に取り組んだ。

平向教授(左)から絵のアドバイスを受ける児童たち

 色の調合の仕方やグラデーションの出し方、花の書き方などを教わり、児童たちはとまどいながらも粘り強く、みごとな絵を完成させた。

 山田さんは「地元の風景をもう一度見直すことで、新鮮さを感じて、新しいことにもたくさん挑戦してほしい」と子どもたちに思いを込めた。

 制作に参加した中村理莉花さんと川畑咲絢さんは「夕日のグラデーションがすごく大変だったけど、きれいに出来上がり楽しかった」と完成を喜んだ。  作品は、大学に一度持ち帰り、額縁と蝶つがいをつけ4枚組の屏風に仕上げる。

様似風景2作品の完成を喜ぶ児童たちと札幌大谷大学生

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