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室蘭民報

災地支援の動き、胆振の仲間に“恩返し”【西胆振】

安平町内で物資を仕分ける商工会青年部メンバー(提供写真)

 胆振西部の1市3町では胆振東部地震の発生から5日目を迎えた10日、住民生活が日常を取り戻しつつある。被災した同じ胆振の仲間に対する支援が本格化している。

青年部員いち早く

 胆振管内商工会青年部連合会(会長・中山茂樹壮瞥町商工会青年部部長)がいち早く支援に乗り出した。壮瞥、洞爺湖両町の商工会青年部が現地に聞き取りした上で、不足する物資を直接届けている。豊浦町の商工会青年部も準備を進めている。

 壮瞥、洞爺湖両町の商工会青年部は地震翌日の7日、飲料水などを車に積み込み被災地に届けた。現地の聞き取りで紙皿や紙コップ、割り箸が足りないと知ると、地元企業などの協力を得て調達した物資とともに10日、再度現地入り。そうべつ観光協会が手作りした梅干し15キロや地元野菜、果物とともに安平町などに届けた。

 中山部長は「早く復興してほしいとの思いだけ。有珠山噴火の時にみんなに助けられてきた。恩返しだと思っています」と使命感をにじませた。

現地に職員を派遣

 洞爺湖、豊浦、壮瞥の3町は9日、最大震度7を観測し被害が集中する厚真町を支援するため、道の要請に基づき、現地に職員を派遣した。18日までの期間中、3回に分けて避難所運営を手伝う。第1陣は洞爺湖4人、豊浦2人、壮瞥3人の計9人。伊達市も技術職員を派遣していて13日からは、職員計6人を2回に分けて18日まで派遣する。西胆振行政事務組合消防本部は6日に救助隊5人、救急隊3人が厚真町で活動した。あす12日からは救急隊が避難所に待機する。

地場企業頼もしく

 生活必需品を供給するスーパーやコンビニエンスストアのライフラインとしての役割が改めて見直されている。全道が停電する異例の事態。域外からの物流が滞る中、農協系のくみあいマーケットは野菜を中心に売り場を充実させ、地場のウロコ(本社伊達市)は伊達市と洞爺湖町の計4店舗で通常は休業する日曜も臨時営業した。ウロコ舟岡店の売り場にはサンフーズの豆腐や、オオヤミートの肉など市内事業者の商品が並び、舟岡町の60代夫婦は「地域にネットワークを持つ地元企業ならではと思う。助かります」と喜んだ。

節電に協力の動き

 北電の要請を受けた節電の動きも広がる。1市3町では、庁舎や公共施設の照明を最小限にしたり、トイレのハンドドライヤーの使用を取りやめるなどの対応に乗り出した。

 伊達市内では、カルチャーセンターと市民活動センターが午後6時以降、貸し室利用が終了した時点で閉館する。まなびの里サッカー場は人工芝の平日ナイター利用を、学校開放ではグラウンドの平日ナイター利用をそれぞれ中止する。11日に営業を再開する、だて歴史の杜食育センターの食育レストランは営業時間を午後2時までに短縮する。

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