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日高報知新聞

アレルギー診療で講演【新ひだか】

【新ひだか】9月9日の「救急の日」にちなんだ救命救急体験と記念講演会が4日、町公民館で開かれ、北大病院小児科医の竹崎俊一郎さんが「地域のアレルギー診療で私が大切にしていること」の演題で講演した。

 イベントは静内保健所、日高医師会、日高中部消防組合、新ひだか、新冠両町が主催し、町内外から約200人が参加した。

 小学生対象の救命救急体験「救命ヒーローはキミしかいない!」では、親子がロープとペットボトルを使った救助体験や簡易担架の作成、人体ダミーとAEDトレーナーを使った胸骨圧迫と人工呼吸の心肺蘇生法などを体験。

小学生が心肺蘇生法を体験

 体の中へ空気を送るバッグバルブマスクや静脈路確保のための点滴など、救命救急士が実際に使用する医療機器による治療体験会も行われ、子どもたちは消防署員から指導を受けながら救急救命について理解を深めた。

 続いて、記念講演会には大野克之新ひだか、鳴海修司新冠両町長らも出席。

 講師の竹崎さんは、北大小児科免疫班に所属し、北大病院でアレルギー・リウマチ・原発性免疫不全症の診療・研究・若手医師と学生の指導とともに、新ひだか町立静内病院、日鋼記念病院(室蘭市)、函館中央病院、市立札幌病院、苫小牧王子病院、北見赤十字病院で免疫アレルギー外来を行っている。

 竹崎さんはアレルギーの代表的な病気として、生死に関わるものは気管支ぜんそく、ハチ・食物アレルギー、日常生活に影響するものはアレルギー性鼻炎、アトピー性皮フ炎、アレルギー性結膜炎、じん麻疹を挙げ、これらの症状を持つ人は2人に1人いることをデータで示した。

 その上で、アレルギーが発症する原因や予防法を解説。原因は幼少期の食生活や気管・皮フへの外傷などとし、予防法としては①部屋や寝具のダニを減らす②スキンケアをする③安易な食事制限をやめる―とした。

 さらに、アレルギー疾患で死者数が多い気管支ぜんそくの患者には、発作が起こる手前の炎症をなくすことが肝心とし、「笑って、運動して、冷気で、煙でも咳がない状態を目指すことが大切。地域では入院施設が少ないことから、予防がさらに重要になる」とした。

 最後に「アレルギーの予防、発症時の対応とアレルギーに対して正確な知識を伝えることが、地域のアレルギー対策では重要」とまとめた。

地域のアレルギー対策について講演する竹崎さん

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