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十勝毎日新聞

カフェで酪農身近に 牧場産のスイーツ提供【広尾】

 広尾町内の酪農牧場「菊地ファーム」(野塚11線6ノ2、菊地亮太代表)に、カフェがオープンした。牧場産の生乳で作ったソフトクリームやジェラート、育てた牛の肉を使ったハンバーガーなどを提供し、酪農現場を消費者に伝えている。

菊地ファームカフェを開店した菊地亜希さん

 菊地代表(37)と妻の亜希さん(34)はともに千葉県出身。帯広畜産大卒で、2009年に新規就農した。約80頭を放牧で飼養、酪農体験や地域イベントの企画にも力を入れている。

 カフェは亜希さんが新規就農時から、「牧場で搾った牛乳を加工したい」と開店を考えていた。木造2階建て売り場面積90平方メートルの店舗を新築、7月末にオープンした。加工設備を備え、宿泊用の部屋もある。

 亜希さんは酪農体験などを受け入れる中で、「当たり前にある牛乳や乳製品ができる過程を伝えたい」と実感。カフェから放牧地や搾乳に帰る牛を見学することができ、来店客との対話を大事にしている。

 ソフトクリームは350円。季節によって変わる放牧牛乳の味を生かした。ジェラートはシングル350円、ダブル450円。ハンバーガー(ポテト付き980円)や「ロコモコ丼」(同)の牛肉は、「お肉になる役割も知ってほしい」と、搾乳を終えた(乳肉兼用種の)ブラウンスイス種を使用。町内の障害者支援事業所が生産するパンや地元野菜を仕入れる。カップアイスも製造し、町豊似のAコープサンタ村で扱う他、ふるさと納税の返礼品としても出荷する。

 開店から1カ月が経過し、「ようやく落ち着いてお客さまに対応できるようになった」と亜希さん。「無理のない範囲で牧場ツアーなども企画したい。酪農について何かしら感じ、帰ってもらえる場所になれば」と話している。

 午前10時~午後5時半。火・水曜定休。農作業繁忙期は不定休。問い合わせは同カフェ(01558・2・0008)へ。

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