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根室新聞

ヒグマ目撃 過去10年で最多【根室】

17日に川口地区に設置された「熊出没注意」の立て札

 秋に入り、ヒグマの目撃情報が多発している。18日現在、根室市に寄せられたヒグマの目撃情報は31件で、過去10年で最多を更新。特に別当賀や東梅地区で道路を横断するヒグマを目撃する例が多い。キノコや山ブドウなど秋の山菜採りのシーズンを迎え、山に入る機会も増えることから、市農林課では「山に入る際は、十分気を付けてほしい」と注意を呼び掛けている。

 同課によると、今年度のヒグマの目撃情報は、今月17日に川口地区の国道44号で、親子のヒグマが目撃され、31件を数える。過去最多はこれまで平成21年度の28件で、記録を更新した。今年度は4月に5件の情報が寄せられたほか、毎月のように情報があり、8月には9件、今月に入り8件と、ヒグマの活動が活発化するのに合わせて目撃情報も増えている。

 特に9月以降は冬眠に向けて体に脂肪を蓄えるため捕食が活発になる時期で、山ブドウやキノコなど秋の山菜や果実などを食べるほか、そ上する秋サケなどを狙い、川岸などに出没するケースが多い。

 今年度の出没地域は、別当賀が10件と最も多く、次いで東梅の7件、川口の3件。また、半島部の友知や豊里でも各1件の目撃情報があった。8月14日には、風蓮湖を泳いで対岸の春国岱に向かうヒグマの姿を「道の駅スワン44ねむろ」の従業員が目撃。その後、春国岱駐車場の木道入り口周辺でヒグマの足跡が見つかったことから、全国からの寄付で改修した春国岱の木道「ふるさとの道」を一時利用禁止した。また、民宿の窓から室内を覗くヒグマの姿も目撃されている。

 これから実りの秋を迎え、山に入る市民も増える。一番恐ろしいのはヒグマと鉢合わせしてしまうこと。同課では、ヒグマの痕跡を見つけた場合は、速やかに引き返すほか、「ヒグマはとても臆病な動物と言われるので、単独行動は避け、数人でおしゃべりやラジオ、鈴などで音を鳴らし、人間が近付いていることをヒグマに伝えることも効果的」とヒグマ対策の徹底を呼びかけている。ヒグマを呼び寄せないことや環境保護から「ごみは必ず持ち帰ってください。残飯の放置は、あとから来る人を危険に陥れる行為になります」と訴えている。

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