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日高報知新聞

「条件付き再認定」【様似】

【様似】日本ジオパーク委員会は20日、ユネスコ世界ジオパーク国内再認定と日本ジオパーク新規認定の審査結果を発表した。7月に4年に一度の再認定審査を受けた様似町のアポイ岳ユネスコ世界ジオパークは、「世界審査の認定時に指摘された事項に対応していない項目がある。また、ユネスコ世界ジオパークに求められる国際貢献に関する活動が弱い」とし、「条件付き再認定」というイエローカードを突きつけた審査結果となった。今後指摘した項目の改善が図られない場合は、認定取り消しとなる。

 アポイ岳ユネスコ世界ジオパークの審査結果と条件付き再認定の内容は、「高山植物を中心としたアポイ岳の自然を保護する地域住民の持続的な活動や、充実した拠点施設、複数名の専門員の雇用、十分な予算措置など、ジオパーク活動を推進していく上で安定した体制で運営されている。小・中学校一貫で行われるふるさと教育に、ジオパーク学習を活用していく計画もある」と一定の評価。

 続いて「しかしながら、持続可能な観光や科学の普及活動に向けた効果的な訪問者のモニタリングなど、世界審査の認定時に指摘された事項に対応していない項目がある。また、ユネスコ世界ジオパークに求められる国際貢献に関する活動が弱い」と指摘。「以上のことから、日本ジオパークとして条件付き再認定とする」としている。

 今回の条件付き再認定により、次回審査は2年後に短縮。来年には世界再認定審査がある。

 今回の再認定は洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパーク、室戸ユネスコ世界ジオパーク。新規認定は萩ジオパーク。認定見送りが土佐清水。

 現在、日本ジオパークは44地域で、うちユネスコ世界ジオパークはアポイ岳を含め9地域。10月上旬には、様似町で日本ジオパーク全国大会が開かれる。

 アポイ岳ジオパーク推進協議会事務局の町商工観光課では「のちほど委員会から、より詳細な内容の審査結果が届く予定。今回指摘された問題点を真摯に受け止め、改善を図りたい」と話している。

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