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苫小牧民報

フェリーに装軌車積み込む 長距離機動訓練を公開-陸自7師団

フェリーに積載した自走榴弾砲=25日午前6時半ごろ

 陸上自衛隊第7師団(司令部・東千歳駐屯地)は25日、2018年度長距離機動訓練の一環で、装軌車をはじめとした車両約50両を苫小牧港・西港でフェリーに積み込んだ。同日中に釧路港に到着し、同港から矢臼別演習場(根室管内別海町など)まで、装軌車が公道を自走する予定だ。

 第7師団の長距離機動訓練は2011年に始まり、16年からは3年連続で計4回目。即応機動できる陸上防衛力を構築するため、陸海空の各種輸送手段を併用し、車両や人員などを長距離移動させている。特に第7師団は陸自唯一の機甲師団とあって、履帯で走る戦車など装軌車の移動が訓練でも中心になっている。

 今年は14~30日を訓練期間中、7師団の各部隊所在駐屯地から隊員約1200人、車両約450両を陸海で矢臼別演習場に移す。胆振東部地震の被災を受け、東千歳駐屯地から苫小牧港までの公道自走を自粛するなど、当初計画よりも規模を縮小した。訓練の担任官は前田忠男第7師団長、指揮官は第7特科連隊の平沢国文第2大隊長。

 24日に同駐屯地から苫小牧港・西港に、トレーラーで99式自走155ミリ榴弾(りゅうだん)砲6両、78式戦車回収車2両を移送。25日は午前6時ごろから装軌車8両、装輪車約40両を、防衛省借り上げの民間フェリー「ナッチャンworld」に積み込んだ。

 榴弾砲は昨年まで参加していた90式戦車と比べて砲身・全長は長いが、積み込み作業は比較的スムーズに1時間程度で終了。重戦力を遠隔地に迅速、円滑に運ぶノウハウを蓄積し、同日午前9時ごろに出港した。同日夕には釧路港に到着し、同日夜から26日未明に掛けて、装軌車8両などが矢臼別まで公道自走する。

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