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室蘭民報

伊達で実りの秋…栗拾いや稲刈り体験で季節を楽しむ

 実りの秋を迎え、道内では珍しい栗拾いが体験できる伊達市内の栗園は連日、家族連れでにぎわっている。昭和新山などが一望できる市内の田んぼでは、小学生が稲刈りを体験し、季節の香りを楽しんだ。

伊達栗園

ぷっくりとした大ぶりの実を付けた栗の木と志田原ツタ子さん=2日午前、伊達栗園

 伊達市郊外にある伊達栗園(西関内町303)は今が秋の真っ盛り。500円玉を優に超える大粒の栗が実り、道内でも珍しい栗拾いが本格体験できるとあって、大きな栗を求め早々と訪れる人が後を絶たない。

 同園は、先代の志田原幸宏さんが野菜農家から転向したのが始まり。現在は長男の英樹さん(55)らが家族ぐるみで運営。約4ヘクタールの園地に3種500本弱を育てている。

 今季は今月1日に本オープンし、10月中旬までの毎日、午前9時~午後3時の営業。入園料は無料で、拾った栗は1キロ当たり600円で購入できる。

 現在は大粒で甘みが強い「道南一号」が収穫期を迎えている。長雨や台風の影響が心配されたが、7月下旬以降の天候の回復で昨年と比べ大ぶりの実を付けた。常連客からは「いつにも増して甘みが強い」と好評で、一度に30キロ弱も拾っていく人もいるという。

 英樹さんの母・ツタ子さん(79)は「大きく実ってくれて本当に良かった」と穏やかな表情を見せている。

 伊達市の市街地から道道滝之町伊達線を壮瞥町方面に進んで、右手にある、赤いのぼりが目印。雨天時は休園。

 問い合わせは伊達栗園、電話0142・25局3110番へ。

長和小児童

自分たちで刈った稲を重たそうに運ぶ児童

 伊達市長和小学校(葛西正敏校長、79人)の児童が2日、上長和町の田んぼで稲刈り体験を楽しんだ。ずっしりと詰まった稲穂に笑顔を見せ、丁寧に刈り込んでいた。

 総合学習の一環で今年6月に八木沼昭一さん(64)方の約2アールの田んぼで田植えをした。稲刈りには3年生以上の約60人が参加。長靴をはき田んぼに入った児童たちは、鎌を慎重に扱い、稲を束ねて力強く刈り取り、重たそうに運んでいた。

 深夜に降った雨で足場が悪く長靴が脱げそうになる子がいるなど、和気あいあい作業は進んだ。6年の石澤百桃さん(12)は「楽しく刈ることができた。食べるのが楽しみです」と話していた。

 稲は乾燥させ精米して、12月に同校で餅つきを実施し全校児童で味わう予定という。 

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