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苫小牧民報

復興へ「活気づけたい」 シシャモ漁始まる-むかわ

水揚げされたシシャモを選別する漁業関係者=3日午前11時半ごろ、鵡川漁港

 胆振東部地震の被災地むかわ町で3日、特産のシシャモの漁が始まった。陽光を浴びて銀色に輝く魚体の初水揚げに港は活気づいた。

 むかわのシシャモは「鵡川ししゃも」として知られている。1日に漁の解禁だったが、台風24号のしけの影響で出漁を見送っていた。

 この日午前6時ごろに鵡川漁業協同組合所属の14隻が鵡川漁港から出漁。沖合約2キロの海域で漁をし、同11時ごろまでに全隻が帰港。漁業関係者らが岸壁に寄せた船の近くで手際よくシシャモを選別した。出漁した鵡川漁協青年部部長の冨野文洋さん(35)は、地震で被災した町の復興を願いながら「シシャモでむかわを活気づけていきたい」と話した。

 鵡川漁協によると、初日の水揚げはむかわ漁港と浜厚真漁港を合わせて119キロ。同組合は「おいしいシシャモを提供し町が元気になってくれれば」と言い、今後の豊漁に期待を寄せた。漁は、産卵でシシャモが川に遡上(そじょう)した段階で終了する11月上旬ごろまで続く。

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