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室蘭民報

川近・赤沼社長「社運懸け宮蘭フェリー継続」【室蘭】

「宮蘭はなんとしても継続する」と語る川近の赤沼社長

 川崎近海汽船(東京)の赤沼宏代表取締役社長が3日、室蘭市本町の室蘭民報社を訪れ、宮蘭フェリーの八戸寄港とダイヤ改編の狙いを語った。就航わずか3カ月での見直しについて「何より航路存続のため。社運を懸けており、なんとしても継続する」とした。苦戦する活牛輸送の予約が一部入り始めたことも明かした。

 運航実績を振り返り「新規航路のため厳しさは予想していたが、正直もう少しいいスタートが切れると思った。甘さもあった。繁忙期分析やお客さまの声を聞き、最善策を導き出した」と述べた。

 ユーザーへの聞き取り調査からウイークポイントが見えたという。「これは高規格道路の全面供用の遅れだけではなく、宮古の静穏度の低さに起因する欠航の多さ、両港の時間設定などもそう」と説明した。

 南下便の八戸寄港で欠航の減少を目指す。関東圏により早く到着できる新たな時間設定で、活牛輸送などの利用につなげる考え。「ただ、やはり北上便の鍵は高規格道路開通になる」とも。

 新ルート発表後、顧客への営業を続けるが「『八戸に午前3時半に着けるなら』と前向きな反応もある」。主力と見込みながら苦戦する活牛の輸送会社からは「発表後、早速枠取りがあった」と笑顔を見せた。

 序盤の苦戦にも、宮蘭の将来性を確信する。「清水―大分RORO船航路も安定へ2年かかった。新航路はいつも厳しいもの。宮蘭も足元の収益ではなく、将来を見通し開設した。この考えに変わりはない」と強調した。

 また、改編で迷惑を掛けた利用者に謝罪した。「すでに予約していたお客さまにご迷惑を掛け、おわび申し上げます。ただ、一日でも早く貨物を呼び込む必要がある。航路のためと理解を」と訴えた。

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