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十勝毎日新聞

コスプレ  十勝熱く 「解放区」に6000人【帯広】

銀のテープが発射され、フィナーレを迎えた十勝コスプレ解放区

 道東最大級のサブカルチャーイベント「十勝コスプレ解放区」(十勝毎日新聞社主催)が8日、帯広市内の十勝山永祥寺を主会場に開かれた。アニメやゲームのキャラクターになりきったコスプレイヤーたちの写真撮影会に加え、主会場を含む市内3カ所のイベント会場では音楽ライブ、ファミリー向けの催しなども行われ、コスプレイヤーやカメラマン、家族連れなど約6000人がサブカルチャー文化を楽しんだ。

 サブカルチャー文化の発信で地域貢献につなげようと初めて開催。当初は7、8の2日間開催の予定だったが、台風25号の影響でイベントを8日の1日間に短縮して行われた。

 JR帯広駅北側の夢の北広場、北洋銀行帯広ビル跡地がイベント会場として、十勝千年の森やニッタクス十勝工場などが撮影会場として、コスプレイヤーらに“解放”された。

 主会場の永祥寺では、アニソンカラオケ大会や粘土教室、人気アニソン歌手の黒崎真音さんのライブなどが行われ、十勝をイメージした「豊穣(ほうじょう)の女神」がテーマの「雪ミク」もお披露目された。閉会式では参加者らに来年の開催決定も伝えられ、盛況のうちに幕を閉じた。

 釧路市から参加した20代のゆりぃさんは人気アニメ「ラブライブ!」に登場するキャラクターの絢瀬絵里のコスプレで参加。「十勝のいろんなロケーションで写真を撮るのが楽しかった。来年以降も続いてほしい」と話していた。

 7日夜には市内の十勝農園で前夜祭のオフミーティングが開かれ、北海道出身の人気コスプレイヤーのコノミアキラさんのトークショーなどで盛り上がった。

開墾の祖 依田勉三もコスプレ?
 帯広開墾の先駆けとなった晩成社の依田勉三は、静岡県松崎町から1883(明治16)年に帯広に入る前、乞食(こじき)の衣装に身を包んだ仮装の写真を撮ったことが知られる。みのをまとい、ぼろぼろの服装で地べたに座った風貌は現代で言えばコスプレの一種=写真。勉三はそのキャラクターになりきることで、いわば、すべてを失っても開拓事業を成し遂げるという決意を表現した。

 折しも、8日帯広を中心に展開した十勝コスプレ解放区のオリジナルキャラクターは「ヨダナルミ」。勉三をモチーフに、十勝では初めての本格的なコスプレイベントを、不屈の開拓者精神で成功させようとの思いを込めた。

 「ますらおが心定めし北の海、風吹かば吹け波立たばたて」。勉三は開拓の決意を歌に詠んだ。初回のイベントはひとまず成功、次なる種もまいた。小樽など道内各都市が同様イベントに取り組む中、勉三のように苦難を乗り越え、十勝地域をサブカルチャー・イベントの“メッカ”に育てていけるか試されるとも言えそう。

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