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十勝毎日新聞

台風教訓に輸送訓練 道が十勝、日高で【足寄】

自衛隊の炊き出しを見学する足寄小の児童

 道は11日、十勝と日高の両管内で、今年度の防災総合訓練を実施した。台風により道内の広範囲で大雨災害が発生したことを想定し、自衛隊の艦船やトラックを使った物資輸送のほか、地元町村と合同で避難所の運営などを訓練した。

 近年は地震や津波を想定した訓練が中心だったが、今回は十勝にも甚大な被害を与えた2016年を踏まえ、台風と大雨を想定した。13日には空知、石狩、上川、留萌の4管内でも実施し、2日間合わせて約100機関、1200人が参加する。

 11日の訓練は十勝の6町村も合同実施し、住民の避難訓練などを行った。物資輸送訓練では海上自衛隊の多用途支援艦「すおう」が食料などを広尾町の十勝港に運び込み、参加町村に民間のトラックで輸送した。

 足寄町には昼ごろ到着し、参加者で避難所内に運び込む動きを確認した。道総務部の辻井宏文危機対策局長は「物資輸送は民間との連携が主になる。住民や関係機関も含めて訓練していないと対応はできない。災害時も訓練通りの動きができれば」と話していた。

 当初は橋の崩落を想定した橋梁(きょうりょう)設置訓練や、孤立した住民の救出救助訓練も予定していたが、胆振東部地震の対応もあり実施せず、訓練の規模を縮小した。

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