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根室新聞

ソプラノ歌手・澤崎真里子さん、ふるさとで初公演【根室】

歌唱する澤崎さん(中央)青山さん(左)、堀野さん(右)

 根室出身のソプラノ歌手、澤崎真里子さんらによる「日本のうたコンサート in 根室」が8日、市総合文化会館小ホールで開かれた。独唱や合唱、ピアノ演奏などで約30曲が披露され、詰め掛けた約300人の聴衆が心に響く日本の名曲に浸った。

 澤崎さんは根室高校から国立音楽大学声楽科に進み、卒業後、声楽家として演奏活動や地元合唱団の指導などに当たっている。今回、根室からの誘いもあってコンサートを企画。澤崎さんがプロデュースし、根室市内の音楽関係者が実行委員会を作って主催した。

 澤崎さんにとって初のふるさと公演で、声楽家の青山恵子さん(メゾソプラノ)と堀野浩史さん(バス)をはじめ、ピアノに須江太郎さんと澤崎さんの長女の磯美里さん、澤崎さんが指導する女声合唱団「コール・フロイデ」を迎えた。地元根室から根室混声合唱団クール・エコーと根室ほほえみコーラスが特別出演した。

 青山さんが北原白秋作詩・山田耕筰作曲の「この道」で幕開けを飾り、澤崎さんは鎌田忠良作詩・中田喜直作曲の「霧と話した」、堀野さんは北見志保子作詞・平井康三郎作曲の「平城山」を独唱。誰もが知っている童謡などで三重唱、二重唱も披露した。

 3人はコール・フロイデと共に、源田俊一郎編曲のホームソングメドレーシリーズから「早春賦」など日本の名作6曲を。澤崎さんは根室の風土を詠み込んだ楽曲を多数残した大隅太八さんの作品から「思い出(かにの歌)」に、郷土根室への思いを込めて歌った。前半の締めくくりには、場内からの「どっこいしょ、どっこいしょ」という掛け声と一体となった威勢の良い「ソーラン節」がホールいっぱいに響いた。

 ピアノ伴奏を務めた須江さんと磯さんは、後半の幕開けに「上を向いて歩こう」などのピアノ連弾を披露。続いてクール・エコー、ほほえみコーラスも登場し、それぞれの合唱のほか、コール・フロイデも加わった合同合唱で美しいハーモニーを響かせた。後半は「知床旅情」など歌謡曲を次々と披露し、観客から温かい拍手が送られた。アンコールに応え「ここに幸あり」などを聴衆と一緒に歌い、会場は大きな拍手と喝采に包まれた。

 鑑賞した高校生は「演出がとても凝っていた。根室高校を卒業した人がプロになっているので、すごく励みになった」と話していた。

 コンサートを終えて澤崎さんは、自分の誇りという根室を、一緒に来根した音楽仲間に見せることができたことを喜ぶと同時に、「根室の人たちに自分たちの歌を聞いてもらうことができたことがうれしい。素晴らしい故郷を持って幸せ。たくさんの人たちが親切に協力してくれたので、また恩返しがしたい」と、公演の成功に感謝した。

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