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函館新聞

A級グルメで人材育成 鹿部町、全国4市町と連合設立へ【鹿部】

連合設立後に研修の拠点となる鹿部町の道の駅「しかべ間歇泉公園」

 【鹿部】町は11月、福井県小浜市、島根県邑南(おおなん)町、同県西ノ島町、宮崎県都農(つの)町の4市町と「にっぽんA級グルメのまち連合」を設立する。邑南町が持つ食を通じた人材育成の仕組みやノウハウを自治体間で共有。5市町で連携して情報発信力を高め、起業や就業につなげる。

 邑南町が2011年から掲げる「A級グルメ構想」は、高級なものを売り出すという意味ではなく「本当においしいものは地域にあり、そのおいしさを知る地域の人が誇りを持って作る食はA級」という理念の下、さまざまな活動を行っている。  同町は地域おこし協力隊制度を活用し、料理人志望の「耕すシェフ」として採用する研修制度を整備。農産物の栽培や加工、提供までを学んでもらい、若者の定住や起業を実現している。また「食の学校」と銘打った施設では、地元の子どもや大人に講習会を開いて食文化の継承を図っているという。

 鹿部の盛田昌彦町長は今夏、2度にわたり邑南町を訪れ、こうした取り組みを視察。邑南町の理念に共感し、連合に加わる。漁業の町として永久に残したい資源が豊富にある一方、人口減や人手不足で後世に食文化を残していけるかという危機感もあり、人材育成の成功ノウハウを共有できることは「願ってもないチャンス」(盛田町長)と期待を示す。

 連合の活動内容は、食に関わる人材の共同募集や人材の相互交流がメイン。町は邑南町の枠組みを取り入れつつ、道の駅「しかべ間歇泉(かんけつせん)公園」を拠点にして独自の研修制度を練っていく考えだ。

 盛田町長は「全国規模のPRが奏功し、鹿部の魅力を知った人が一人でも多く起業してくれれば。タラコやホタテなど豊富なA級グルメを味わえる美食のまちとしてしっかりアピールしていきたい」と話している。

 邑南町が事務局を担い、東京に事務所を置く。各町は開設にかかる経費に充てるための負担金を拠出する。設立の調印式は11月13日に東京都内で行い、本格的な活動は来年4月からスタートする予定。

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