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十勝毎日新聞

帯南商、食の甲子園で豚丼スティックアピール【帯広】

豚の仮装をしてプレゼンする帯南商の3人

 「第7回ご当地!絶品うまいもん甲子園」(農林水産省、全国食の甲子園協会主催)決勝大会が2、3の両日、東京都内で開かれた。北海道・東北エリア代表で出場した帯広南商業高校クッキング部は、考案した「豚丼スティック」に改良を重ね、2015年以来2度目の全国一を目指したが、届かなかった。

 大会は、高校生が地元の食材を使った料理の腕を競うとともに、食を通じて地域を盛り上げるのが目的。今年は全国で100校・352チームの応募があり、8校が決勝に進んだ。

 浅草で行われた開会式で、帯南商クッキング部の小池菜月部長が選手宣誓の大役を担い「日頃の練習の成果を100%発揮し、優勝目指して精いっぱい勝負することを誓います」と宣言。その後、順番に調理とプレゼンを行った。

 帯南商は7番目に登場。小池部長と淡路鈴花さん、廣山玲奈さんの3人が豚の耳と鼻をつけて、帯広での豚丼の“ソウルフード”ぶりを説明。高校生の目線で800円の豚丼をいかにコスト削減し、いかに手軽においしく食べられるようにしたか、食べた人の意見を取り入れ、ご飯の量を減らし肉感を増したことなどを審査員にアピールした。

 審査員からは「スティックの中に見事豚丼が表現されていた」「販売戦略がすごい」などの声が寄せられた。十勝から応援に駆け付けた、15年の全国一メンバー・前田実祐さん(21)=JA十勝池田町勤務=は「プレゼンは本番が一番良い出来だった。地元のために一生懸命頑張ってくれていることがうれしい」と優しく見守った。

 翌3日、丸の内で行われた表彰式は、吉川貴盛農林水産大臣も出席し、優勝1校と準優勝3校を発表。近畿代表の福知山淑徳高校の「肉茶がバーガー」が農水大臣賞を獲得、全国一となった。表彰式の後、小池部長は「今までこんなに頑張ったことはなかった。こういった経験がすごく貴重」、淡路さんは「自分たちの力だけでなく、いろいろな人に協力していただき感謝」、廣山さんは「結果は残念だったが、自分たちの悔いのないようにやりきれて良かった」と感想を述べた。

 顧問の松原明香教諭は「3年生で進路など忙しい中、よく頑張った。結果は結果として、良い経験だった」とねぎらい、「今後の生活に生かしてくれたらうれしい」と話していた。

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