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室蘭民報

のぼりべつクマ牧場の「ノビタ」が白内障手術に成功【登別】

餌を追う姿を見せるなど元気な姿のノビタ

 のぼりべつクマ牧場(登別市登別温泉町)で飼育しているツキノワグマの「ノビタ」(雄、20歳)が、白内障の手術に成功した。リハビリを行っており、状態が良ければあす7日からクマ山ステージに立つ予定だ。15年ぶりに表舞台に出て、元気な姿を観光客にアピールする。同牧場によると、クマの白内障手術成功は世界でも珍しいという。

 ノビタは5歳ごろまでステージでショーを披露するなど元気な姿を見せていたが、その後緑内障、白内障を発症して、獣舎での生活を中心としていた。若干の光には反応するものの、両目の視力をほぼ失っていた。生活の質(QOL)の向上を図るため、今年7月6日、酪農学園大学と同牧場による共同チームがノビタの手術を実施。同大の前原誠也准教授が執刀した。白濁した水晶体を除去するなどして無事に手術を終え、翌日に同牧場に帰ってきた。

 同牧場によると、クマの白内障への獣医学的な処置は、これまで目薬に限られ根本的な治療ができない状況だったが、今回の手術成功により、外科的治療が可能であることが証明された世界でも珍しい事例。

 術後当初は痛がゆいそぶりも見せていたが、飲み薬で患部を管理し、術後に合併症の発症リスクが高いとされる期間を乗り切った。飼育員が餌を運ぶ動きを目で追うなど、以前とは異なる姿が見られるという。食欲も旺盛で、餌もモリモリ食べている。手術時には136キロあった体重はさらに増加中。

 5日に非公開放飼場で状態確認を行った。問題がなければあす7日午後3時から、クマ山ステージに放飼する計画だ。担当者は「以前は光に反応するのみだったが、手術を終えてからはぼんやりではあるが見えているよう。ステージでも元気な姿を見せてもらえれば」と期待を寄せる。

 同牧場では動物福祉の向上に力を入れている。生活の質の向上として、計画的な繁殖管理による頭数調整、海外動物福祉団体との連携などに取り組んでいる。

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