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十勝毎日新聞

農高発食品に機能性表示 認定なら道内学校初【帯広】

開発した「豆ぐると」を手に、「ヘルシーDo」認定を目指す田村班長

 帯広農業高校(二木浩志校長)の食品科学科地域資源活用班は、開発した豆乳ヨーグルト「豆(まめ)ぐると」を、健康志向の食品ブランドを示す「北海道食品機能性表示制度」(愛称・ヘルシーDo)に認定申請する。高校や大学などの教育機関で認定された事例はなく、十勝管内の企業による認定商品もないため、認定された場合は管内初となる。

 「豆ぐると」はCGC(本社東京)の無調整豆乳を使用し、日本甜菜製糖(同)が提供するビートに含まれる天然オリゴ糖成分「ラフィノース」を配合した豆乳ヨーグルト。ラフィノースは腸内の善玉菌を活性化し、便通改善などの効果・効能が認められ、アトピー性皮膚炎の改善の成績も得られている。

 商品開発は当初からヘルシーDo認定を目指して行われ、4月から田村静香班長(17)=食品科学科3年=ら2・3年生15人で進めてきた。「豆乳の種類によって固まり方が異なるところに苦労し、試作は10回以上重ねた」(田村班長)末、9月末に完成し販売している。

 認定を受けるには細かな分析や、科学的根拠に基づいた機能性成分に関する論文など条件となり、これまでの応募は企業のみだった。同校は北海道大や帯広畜産大、企業などの協力を経て、教育機関としては初の認定を目指している。16日に田村班長ら4人が道経済部食関連産業室(札幌)を訪問し、書類を提出する予定。受理されれば、来年3月に発表される。

 「ヘルシーな食品に興味がある人が増えてきた現代で、機能性成分の表示は消費者に安心安全を伝えられる。認定があることで多くの人の手に渡りやすいと思う」と田村班長。生徒の努力を見守ってきた大和田恭平教諭は「認定を目指すことは生徒にとっても勉強になったはず。帯広農業高校が一つのモデルケースになれることを願っている」と話している。

<北海道食品機能性表示制度(ヘルシーDo)>
 2013年に道が創設。道内で製造され、機能性成分についての科学的な研究が行われた食品のみが認定され、パッケージに「ヘルシーDo」マークを表示できる。9月現在でヨーグルトやあんパン、ドレッシングなど57社の106商品(加工品)が認定されている。

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