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根室新聞

初田牛駅廃止 住民説明会開く【根室】

来年3月のダイヤ改正で廃止となる初田牛駅

 JR北海道は15日、来年3月のダイヤ改正でJR花咲線の初田牛駅廃止について住民説明会を初田牛会館で開いた。JR側は「一日平均利用者が1人未満で利用が極端に少ない」とし、理解を求めた。住民側は「駅がなくなるのは寂しいが、利用実績がなく、廃止せざるを得ないことは納得している」と理解を示すとともに、初田牛駅があったことを残すモニュメント的なものの設置を要望した。

 JR初田牛駅は大正9年開業。地域住民の足として親しまれてきたが、自家用車の普及や少子化による通学での利用が減少し、ここ5年間の利用者数は一日平均0.2人。鉄道ファンからは秘境駅として知られ、今夏のバラエティ番組では、3日間で乗降者ゼロだったことが紹介されていた。

 この日、JR側からは釧路支社の中川博勝専任部長ら3人が地域に出向き、住民側は初田牛町会の小笠原忠行会長ら8人、根室市から担当者2人が出席した。この中で中川部長は「JR単独での維持は困難とされる花咲線は維持存続することを確認しているが、経営のスリム化は必要で、極端に利用の少ない初田牛駅は廃止せざるを得ない」と理解を求めた。

 地域住民を代表し、小笠原会長は「利用実績が極端に少ない中で、存続してくれとは言えない」と納得したものの、「地域住民としては寂しい。ここに初田牛駅があったことを残すモニュメント的なものを設置できないか」と要望。『厚床駅』と『別当賀駅』を指し示す看板を残すよう求めたほか、ホーロー製の「はったうし」と表示されたプレートを記念として譲り受けたいと申し出た。JR側は「モニュメント的なものの設置と、プレートについては検討し、町会側の提案にできるだけ沿うよう努力したい」と述べた。

 この後、参加者と共に初田牛駅を訪れ、モニュメントのアイデアなどを話し合った。また、この最中には初田牛駅を訪れる観光客の姿も見られたが、自家用車での訪問で、住民からは「せめてJRを使って来てくれればうれしいのだが」と複雑な表情で話していた。

 初田牛駅の廃止については先月29日にJR北海道釧路支社の萩原国彦支社長が根室市を訪れ、廃止する考えを伝え、市側からは初田牛町会など利用者や地域住民、花咲線観光振興協議会の構成団体に対し、丁寧な説明を求めていた。

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