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函館新聞

中国など55カ国へクリファンライブ配信 延べ31万人視聴【函館】

 

クリスマスファンタジー会場周辺の様子を中国語で伝える網易新聞のレポーター

 道南の農水産物の流通に取り組む一般財団法人北海道食品開発流通地興(谷沢広代表理事)は、中国の大手ポータルサイトと提携し、12月1日の「はこだてクリスマスファンタジー」点灯式の様子を中国など世界55カ国にライブ配信した。函館・北海道への外国人観光客の誘致を目指した取り組みで延べ31万人が視聴、一定の成果を得た。同法人は今回を足掛かりとして、中華圏への情報発信を強めていく方針だ。

 胆振東部地震以降、北海道や函館への外国人観光客が減少した中、「九州などに比べて、北海道は発信力が弱い」(谷沢代表)とみて、中国を中心に約5億8000万人の会員数を持つポータルサイト「網易新聞」(ワンイーニュース)と提携。函館の今を伝えようと、1日のクリファン初日の模様を1時間半にわたって生中継した。

 中国国内ではツイッター、フェイスブックといった米国発祥SNSの利用が禁じられている中、網易新聞は同国内で信頼度の高いサイトとして認知されているといい、東京にも拠点を設けている。函館には取材クルー4人が訪れ、スマートフォン1台でクリファン開幕を生中継。点灯式をはじめ、会場周辺の土産店の紹介や、渡島総合振興局の担当者へのインタビューを行った。点灯式の時間帯には約10万人が視聴し、函館やクリファンのPRに一役買った。

 日本で同サイトに携わる北川健司さんは、中国人観光客の動向に関し、電子決済などの受け入れが十分に進んでいないなどの課題を挙げた一方で「中国人の北海道への関心はまだまだ高い。札幌や函館は知れ渡ってきており、さらに地方に行きたがっているので、もっと紹介していきたい」と意欲を示す。

 同法人は今回、同サイトの招へい費用を負担した中、今後は費用捻出に向けPRに力を入れる考え。谷沢代表は「今後北海道各地の祭りやイベントをライブ中継し、各地の情報を中華圏に発信していきたい」と話している。

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