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十勝毎日新聞

「ガンバの冒険」故薮内正幸さん 原画展始まる【帯広】

緻密で優しいタッチの動物画が並ぶ原画展

 「ガンバの冒険」シリーズの挿絵などで知られる動物画家薮内正幸さん(1940~2000年)の絵本原画展が15日、とかちプラザで始まった。薮内さんの原画展は道内初。エゾリスなど十勝の動物も含めて60点が並び、来場者が熱心に見入っている。

 薮内さんは動物画の第一人者。「どうぶつのおやこ」などの絵本のほか、図鑑や広告などで幅広く活躍した。原画展実行委の水口迅さん(帯広)の父健さん(故人)とは出版社の福音館書店(東京)で同僚だったことから、たびたび帯広を訪問していた。

 ガンバの冒険の挿絵をはじめ、ライオンやフクロウなど幅広い動物画を展示。毛の一本一本まで丁寧に描き込まれた絵の中には、動物の息遣いが優しく感じられ、道内外から訪れた来場者は顔を近づけてじっくりと眺めていた。

薮内さんの絵との向き合い方などを話した(左から)斎藤さん、竜太さん

 同プラザのアトリウムではこの日、薮内さんの長男で薮内正幸美術館(山梨県)館長の竜太さん、児童文学作家で「ガンバの冒険」シリーズなどを執筆した斎藤惇夫さんによるギャラリートークも行われた。

 斎藤さんは「ガンバ」シリーズの挿絵について「正確で、また個性を表現していた」と語り、「常に動物といたい人。『日本のカワウソは絶滅したんだ』と涙ながらに話していたことを覚えている」と話した。

 竜太さんは「仕事の合間にも好きなタカの絵を描くような人だった。天才ではないけれど、天才的に動物が好きだった」と振り返っていた。

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