北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

日高報知新聞

遠山サキさん死去【浦河】

 アイヌ文化伝承者の遠山サキ(とおやま・さき)さん(90)=浦河町姉茶62=が15日、死去した。葬儀は18日午前10時から、浦河町築地3のさとう中央ホールで。喪主は長男・遠山長寿(ながとし)さん、葬儀委員長は姉茶自治会長・三好吉男さん。

森の名手・名人受賞時の遠山さん=平成28年9月、自宅で自作の伝統織物を披露=

 遠山さんはアイヌ文化全般にわたる知識と技能・技術を習得した優れた伝承者。昭和35年に浦河町で姉茶民芸品研究会(浦河アイヌ文化保存会の前身)の設立に参加し、アイヌ古式舞踊の伝承と保存活動に尽力。

 機動職業訓練織布科やアイヌ語教室の講師などを務め、昭和63年に浦河町文化奨励賞、平成13年に北海道文化財保護功労賞受賞、同21年にアイヌ文化の伝承と後継者育成の功績をたたえ、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構のアイヌ文化賞を受賞している。

 また、オヒョウの樹皮やガマなど野草を利用した着物やバッグ、刀さげなど伝統品や文化伝承を通し、森と共存してきたアイヌ文化の発信と普及啓発に尽くしてきた功績で、同28年に公益社団法人国土緑化推進機構の「森の名手・名人」に選ばれた。この時、遠山さんは「これまで大したことはやっていない。ただ、アイヌのことを伝承していくのが私の役目と思い、一生懸命頑張ってやってきただけ」と話していた。

関連記事

根室新聞

ベニザケ海面養殖試験 港内にいけすを設置【根室】

 根室市ベニザケ養殖協議会(会長・大坂鉄夫根室漁協組合長)は17日、根室港中防波堤付近に海面でのベニザケ養殖実証試験を行うためのいけすを設置した。事務局によると、18日にベニザケの稚魚の搬入を予定...

根室新聞

色丹島で発見 繰り返し津波の痕跡か=専門家訪問団【根室】

 色丹島で調査を行っていた地震津波専門家交流の訪問団が15日、根室港に戻った。帰港後の記者会見では、30地点で詳しい地層の観察作業を行い、巨大地震の痕跡とみられる津波堆積物候補を確認したことを...

日高報知新聞

日本一の夏イチゴをPR【浦河】

 全国一の生産量を誇る夏イチゴをアピールする「夏いちごの日」のイベントが15日、浦河町基幹集落センター堺町会館で開かれ、パック詰め放題やイチゴのスイーツづくりなどイチゴづくしの催しに約400人の...

根室新聞

ビザなし交流 四島から日本語習得に19人受け入れ【根室】

 ビザなし交流で日本語習得を目的とした四島在住ロシア人19人が16日、四島交流専用船「えとぴりか」(1124トン)で根室港に到着した。一行は8月13日まで札幌市に滞在して日本語を学び、15日に...

日高報知新聞

4年に1度 世界再認定審査【様似】

【様似】2015年(平成27年)9月に国内8番目の世界ジオパークに認定された「アポイ岳ジオパーク」で、15日から4年に1度の再認定審査が始まった。英国と中国から2人の審査員が来町し、16日から18日ま...